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小山視点
とりあえず自分の分の
撮影が終わって俺としげは
別室でダラダラしていた
順番の関係で
早く終わっただけで
手越とまっすーが遅れをとってる
わけではないから
そろそろ２人も来るはず
だって２人とも
優秀なお子様だからね笑
そんなこと考えてるうちに
ドアが開いた
「あ、まっすーお疲れ」
「お疲れ様ー」
「うん、お疲れ。
ねぇ、手越は？まだ来てないの？」
「え、来てないけど…」
そうだ、まっすーは2つあったから
手越のほうが早く来るはずなんだ
じゃあ手越は…
「俺、トイレみてくる」
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トイレの前に行くと
何人かのスタッフさんが
こそこそ何か話していた
その様子が焦ってるように
見えて思わず声をかける
「どうしたんですか？」
その人たちは
ちょっと話すのを躊躇してる
「っ、実は、個室で
吐いてる人がいて…
すごい具合悪そうだから
なにか出来ないかなって
話し合ってたんですよ」
もしかして、
手越、とか
「小山さん？」
「ありがとうございます、」
道を塞いでいたスタッフを
押し退けてトイレに入ると
１箇所だけ個室が閉まっていた
声をかけようと
息を吸い込んだその途端
ドアが開いて
つい息を呑む
「…けぇ、ちゃ」
やっぱり手越だ
「大丈夫だよ、
具合悪くなっちゃったね。」
優しく抱きしめて
体を支えてやる
「まだ気持ち悪い？」
頷いたのを確認して
顔色を見るために少し離した
「真っ白だね、どうする？
まだここいたほうがいい？」
「ん、わかんない、けど、
吐いちゃいそうでは、ない」
言いながらも手越の体は
ふらふらと傾いて
このままじゃ危ないから
俺に倒れさせる
「結構戻しちゃった？」
「…たぶん」
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手越が抱っことかおんぶは
気持ち悪くなるから嫌って言うから
すごい時間をかけて
一緒に控え室にきた
ドアが開いた瞬間
待ってましたと言わんばかりの
まっすーとシゲの表情に
思わず笑っちゃう
「手越、言ってもいいよね？」
「うん、」
とりあえず手越を椅子に座らせて
俺は２人のほうに近づいた
「宙に浮く映像とるとき
体持ち上げられてぐにゃぐにゃ
動かされてたから
気持ち悪くなっちゃったんだって。」
「大丈夫なの？」
「んー、結構戻しちゃったみたいだから
なんともいえないけど…
もう吐き気はないらしいね」
呼吸整えながら
体を縮こませてふぅふぅ
いってる手越をみて
俺らは顔を合わせたけれど
誰も何も言わなかった
いや、言えなかった。
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キツネさん(プロフ) - ひなのさん» ありがとうございますっ泣 嬉しすぎます。 そんなこと言ってくださるひなのさんが私も大好きです！ (2018年3月23日 16時) (
レス) id: f0c4b84669 (このIDを非表示/違反報告)
ひなの - 初めまして！最初から読ませていただいてます！私もてごちゃんが好きなのでこのお話が更新されるたび嬉しいです！キツネさんのお話とても大好きです！更新は無理せずに頑張ってください！ゆっくり気長に待ってます。大好きです！ (2018年3月23日 14時) (レス) id: 6a5231e6a1 (このIDを非表示/違反報告)
suzumana2721(プロフ) - 勉強も頑張って更新はゆっくりで良いのでお待ちしております (2018年3月22日 18時) (レス) id: 641ed8a683 (このIDを非表示/違反報告)
suzumana2721(プロフ) - 更新ありがとうございます。またまた更新楽しみにしています。 (2018年3月22日 15時) (レス) id: 641ed8a683 (このIDを非表示/違反報告)
suzumana2721(プロフ) - 更新されるのを楽しみにしつつゆっくりで良いのでお待ちしています。 (2018年3月21日 17時) (レス) id: 641ed8a683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キツネさん | 作成日時：2018年1月1日 17時
