金髪の青年 ページ10
・
A「うわぁ…やっぱり広いな」
ジャーファルさん達と別れた私は王宮の中を一人で探索していた。
もうじき日が暮れるこの時間帯は、王宮に赤い夕陽が差し込んでいて何とも言えない美しさだ。
外から見た王宮も大きかったけど、中から見たほうがもっと広く感じる…。
A「あ、あそこが鍛錬する場所か」
シャルルカンさんがよくあそこで剣術の鍛錬やってるって言ってたな
そんなことを思いながら歩いていた私はよく前を見ておらず―
《ドンッ》
A「わっ！！？？」
「うわっ！！」
・
・
誰かにぶつかってしまった。
A「いたたた…」
「悪ぃ！！前見てなくて…大丈夫か！？」
ぶつかった拍子にしりもちをついてしまった私は腰をさすりながらその人を見上げた。
綺麗な金色の髪が夕陽でキラキラと輝いていて、とても綺麗で少し見とれてしまった。
「あっ…あの、す、すまねえ、立てるか？？///」
その人は私の顔を覗き込むと、照れたように頬を染め私に手を差し出した。
A「あ、ありがとう…」
私はその手を取り立ち上がった
・
アリババ「俺はアリババ・サルージャっていうんだ！…お前の名前聞いてもいいか？？」
恥ずかしいのか、最後のほうは声が小さくなり目をそらすアリババ君。
A「もちろん！Aだよ。よろしくね！」
なんだか親しみやすいアリババ君の雰囲気に打ち解け、自然と笑顔が出る。
アリババ「(待て待て待て待てなんだこの子かわいいいいいいい)…おう！！よろしくな！」←
ニカッと笑うアリババ君に「うん！」と微笑むとまた顔を赤くして頭を掻いていた。
アリババ「Aはこの王宮で働いてんのか？？」
A「ううん、違うの。私なぜか知らないけどいつの間にかこの国に来ていて…困ってるところをシンドバッドさんに助けられたの。」
アリババ「そ、そうだったのか…つらかったな。俺でよければいつでも力になるぜ！！解決はできないかもしれねぇけど話くらいは聞けるし、頼ってくれよな！！」
A「ありがとうアリババ君」
アリババ「お、おう////俺はここの食客だからしばらくいるし、仲良くなろうぜ！！」
あ！！この人が食客だったんだ
A「シンドバッドが言ってた！！いい奴だから話してみるといいって！アリババ君のことだったんだね」
アリババ「ええ！？そんなこと言ってくれてたのかよ！？嬉しいな…てかシンドバッドさん呼び捨てってすげぇなA」←
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アキ - 凄く面白いです！！更新頑張って下さい期待しています（*^_^*） (2017年12月13日 20時) (
レス) id: 7b59c93110 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - さきさん» ありがとうございます！がんばります(*^。^*) (2017年9月29日 11時) (レス) id: 2acb8c516e (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - αさん» 全然ですよ(/_;)時間があったのでたくさん更新できましたｗｗ (2017年9月29日 11時) (レス) id: 2acb8c516e (このIDを非表示/違反報告)
さき - すごく面白いです！！更新頑張ってください！！ (2017年9月29日 10時) (レス) id: f76ef9cd56 (このIDを非表示/違反報告)
α(プロフ) - え、更新がはやい！すごいです！自分も小説書いてるんですけどなかなか更新できなくて(´；ω；`)尊敬します！ (2017年9月28日 23時) (レス) id: 60012e0407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作成日時：2017年9月20日 18時
