黒いマギ ページ41
・
A「ちょっ///」
未だに私に顔を近づけ見つめてくる男の子に耐えきれず、私は声を上げる。
ジュダル「あ？あぁ、俺はジュダル。お前Aだろ？？さっき紅覇が言ってたぞ」
ジュダル君は、顔を近づけたまま自己紹介をしてくれた。
A「紅覇君が？？…というか顔が近いです…」
私が言うとニヤッと笑いさらに顔を近づけてくるジュダル君。
なんで逆の事してくるんだ
ジュダル「何照れてるんだ？いや、お前のルフさぁなんか他の奴らより多い気がしてよ」
A「ルフが…？」
…前にアラジンくんにも言われたなそれ。
え？てことは…
A「ジュダル君、ルフが見えるの…？もしかして…」
ジュダル「あぁ、俺マギだぜ。すげーだろ」
A「マギ！！すごい魔法使いだよね！？すごいねジュダル君！！魔法見てみたいなー」
ジュダル「…！？」
アラジン君以外ですごい魔法使いに出会えたのが素直にうれしくて、ドヤ顔をするジュダル君に目を輝かせていると少し驚いた表情でじっと見つめられた。
A「…え、あの…」
私が困惑していると…
・
・
・
ジュダル「…お前気に入った。」
A「きゃっ！？！？ちょっ///」
・
またしてもにやりと笑い、今度は私の腰をグイッと引き寄せ体を近づけてくるジュダル君。
距離を取ろうと彼の胸板を押すがびくともしない。
ジュダル「…？何してんだ？誘ってんのか？」
A「ち、違うバカ！！」
そんなジュダル君を睨むが、まったく効果なし。
A「離してよ！！これセクハラだからね！？」←
ジュダル「せ、せく…はら？？てのは俺は知らねえからやめねー」
そういってジュダル君は楽しそうに笑う
…困ったな。
日頃セコムのように私にべったりなシンドバッドはこんな時に限って見当たらないし…←
目の前でニコニコ楽しそうなジュダル君に困っていると…
「神官殿。会議が始まります」
覆面をした男が現れ、ジュダル君を呼ぶ。
ジュダル「…くそ、いい所だったのによお」
神官…というのはジュダル君の役職だろうか？？
それにしても、先ほどとは打って変わり、暗い表情をしたジュダル君…。
大丈夫かな
声をかけようとすると―
「神官殿。お早く」
ジュダル「…今いく。A、夜遊びに行く。」
A「えっ」
ジュダル君はクシャっと私の頭を撫でると覆面に付いて行ってしまった
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アキ - 凄く面白いです！！更新頑張って下さい期待しています（*^_^*） (2017年12月13日 20時) (
レス) id: 7b59c93110 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - さきさん» ありがとうございます！がんばります(*^。^*) (2017年9月29日 11時) (レス) id: 2acb8c516e (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - αさん» 全然ですよ(/_;)時間があったのでたくさん更新できましたｗｗ (2017年9月29日 11時) (レス) id: 2acb8c516e (このIDを非表示/違反報告)
さき - すごく面白いです！！更新頑張ってください！！ (2017年9月29日 10時) (レス) id: f76ef9cd56 (このIDを非表示/違反報告)
α(プロフ) - え、更新がはやい！すごいです！自分も小説書いてるんですけどなかなか更新できなくて(´；ω；`)尊敬します！ (2017年9月28日 23時) (レス) id: 60012e0407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作成日時：2017年9月20日 18時
