シンドリア王国…？ ページ4
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不思議そうな顔で見つめてくる2人に向かって私は話し始めた。
A「私は、ここの人ではありません。ここがどこかも知らないんです。家で寝ていて目が覚めたらこの海岸にいたんです。教えてください！ここはどこなんでしょうか？？」
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すると二人はますます不思議そうな顔をして顔を見合わせた。
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ジャ「つまり、ご自分がどこにいるか分からない…気づいたらここにいた。ということですか？」
ジャーファルさんが心配そうな顔をして尋ねてくる。
A「はい…」
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シン「ここはシンドリア王国！！！俺の国だ！！！」
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王国…国！？
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もしかして、外国！？
でも、私の言葉は通じてるわけだし…
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私が混乱していると、シンドバッドが顔を覗き込んできた。
シン「Aはどこから来たんだ？？」
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そうだ、私は―
A「日本です！！日本から来ました！！」
そういうと2人はポカンとした顔で私を見つめてくる。
ジャ「ニ…ホン？？」
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シン「俺はいろんな国を旅してきたが、そんな国は知らないな…」
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A「――え？？？」
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日本を知らない…。でも言葉は通じる。
どういうこと…？？
もしかしてここは私の知っている世界と全然違う世界…？？
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そんなことって…
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A「あ、なんだ！夢か！」
唐突に一人で納得する私を見つめる2人をよそに、自分のほっぺたを思いっきり抓ってみる。
A「痛い…。夢じゃない…！！！」
シン「おおっ！？A！！可愛い顔に傷がつくじゃないか！！やめろ！」
ジャ「Aさん！！頬が！頬がすごく伸びてます！！！」
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そんな様子の私を2人は必死で止めた。
シン「…A。なんとなくだがお前の状況は分かった。良ければ俺の王宮に来ないか？？住む場所もないと困るだろう？？」
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A「えっ…！い、いいんですか？？」
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シン「当たり前だ」
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私の手を優しく握りながら、そういってくれるシンドバッドに不思議と安心感を覚え私は涙を浮かべながらもお礼を言った。
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ジャ「そうですね。私たちといたほうが得策でしょう。」
ジャーファルさんも微笑みながら言ってくれた。
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シン「さあ！！そうと決まればさっそく帰るぞ！！Aの部屋は俺と相部屋に…」
ジャ「シン！！何を言っているんですか！！Aさんをシンと相部屋になんかしたら色々と大変なことになるでしょう！？絶対だめですよ！！」←
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アキ - 凄く面白いです！！更新頑張って下さい期待しています（*^_^*） (2017年12月13日 20時) (
レス) id: 7b59c93110 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - さきさん» ありがとうございます！がんばります(*^。^*) (2017年9月29日 11時) (レス) id: 2acb8c516e (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - αさん» 全然ですよ(/_;)時間があったのでたくさん更新できましたｗｗ (2017年9月29日 11時) (レス) id: 2acb8c516e (このIDを非表示/違反報告)
さき - すごく面白いです！！更新頑張ってください！！ (2017年9月29日 10時) (レス) id: f76ef9cd56 (このIDを非表示/違反報告)
α(プロフ) - え、更新がはやい！すごいです！自分も小説書いてるんですけどなかなか更新できなくて(´；ω；`)尊敬します！ (2017年9月28日 23時) (レス) id: 60012e0407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nana | 作成日時：2017年9月20日 18時
