色々詰め込んだ短編集！文スト

リクエスト ページ39

西の魔女「おい、賢治。掃除は終わったか？」

ドロシー「はい！やっておきました。」

西の魔女「…む、埃もついてない…良いだろう。」

棚の上を指でなぞって埃がないか確認する西の魔女

漂う姑感。

西の魔女「たまには焼肉にでも行くか」

『意外といい人！』

ちなみに2人以外は舞台袖だ。

ードロシーはしばらく下働きをしていましたが、ある時…

ドロシー「うーん、汚れが落ちませんね…」

床を掃除するドロシー

どこからかバタバタと音が聞こえた

西の魔女「……太宰ぃ！仕事もせず何処をほっつき歩いている！！」

ドロシー「国木田さん、おはようございます！」

西の魔女「はっ！！……すまん。寝惚けていた。」

どうやら日頃のストレスで寝込んでいた西の魔女が寝ぼけてやってきたらしい。悪夢を見たようだ。

西の魔女「…俺の手帳にはあと28分後に起きると書いてある」

少し恥ずかしいようで、照れた顔を隠しながら寝室に歩き出した。

ー西の魔女は恥ずかしさのあまり床のバケツに気がつかず、バケツをひっくり返して水を被ってしまいました

西の魔女「む…うわぁぁ！！水が！！」

ーなんと西の魔女、水が苦手だったのです！そしてドロシーがオロオロしていると、西の魔女は溶けてしまいました

ドロシー「国木田さん溶けてしまいました！…そうだ！ここにいても仕方ないのでほかの仲間を見つけに行きましょう！」

国木田独歩、初舞台にして初悪役。秒で出番終わった。

ードロシー は無事仲間を見つけだし、オズの魔法使いの元へ行きました。

オズ「え、本当に倒すとは…」

『約束通り願いを叶えてくださいよ』

ーしかしオズは言いました

オズ「…実は私は魔法使いでは無いのだよ」

オズの魔法使いと思わしき大きな機械(説明してなかった)の横からひょいと姿を現す太…オズの魔法使い本体。

役者の使い回しだ

ドロシー「どういうことですか？」

オズ「いや、なにね？国木田くん私を見つけたら仕事しろ仕事しろって煩いじゃない。もうしつこくて。私が魔法使いって事にして城とか建てたら国木田くん仕事をしていると勘違いするのでは思ってね。実はただの人間さ」

『クズじゃん。国木田さん悪くないじゃん。なんだ、私たちの願い叶えてくれないんですか』

オズ「正直君たちが国木田くんを倒したら私も自由になれると思ってダメ元でお願いしたからねえ。それに…」

ーオズは話を続けました

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