I'm in love with u.

○3 ページ3

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コーヒーも残り3分の1となり、
読んでいたミステリー小説も佳境に入ってきた頃。






(ｶﾗﾝｺﾛﾝ)







カフェの来客を知らせるベルが鳴った









ふと音のなった方へ視線を移すと、
明るい髪にサングラス、マスクをつけた
若い人がいた





チャラそうだな なんて思っていると
窓側の席に座っていた私の隣に座ってきた






ふわっと甘い香りが広がった






どこかで嗅いだことのある香りだな
なんて記憶を巡らせていると




痛いほどの視線を隣から感じた






最初は無視していたけど
あまりにも視線を感じすぎて
本に集中できない






チラッと隣を見ると
例のチャラ男にガン見されていた





いや、違う







席についてサングラスとマスクを外していた
隣のチャラ男は、







淡い淡い初恋の相手だった
アイツ。






平野紫耀 だった





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○4→←○2

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