ソイツは誰だよい!? ページ8
辺りもほどよく暗くなってきた頃の事…
この時間になってもまだエースは帰っておらずだんだんとマルコ以外のクルー達もエースを心配しだした
「やっぱり何かあったんじゃねぇの?」
「今までだってこんな時間まで帰って来ないなんて有り得ねぇだろ?」
各々で呟いてあからさまに顔に出しエースの心配をするクルー達。
マルコはと言うとやはり何かあったのでは無いかと不安は増して募るばかりであった
「………」
エースは大丈夫。必ず帰ってくる。そうエースを信じながら、自身の心で唱えながら腕を組んで静かに待つマルコは気が気でなかった
トン
トン
トン
マルコは組んでいる手から落ち着く為に一定間隔で音を鳴らす
すると島の緑の木がある方からガサガサと葉が揺れる音が鳴り響く
そちらをいっせいにクルー達が向くとどうだろう、先程心配していた人物であるエースがモビー・ディック号へ向かって全速力で走って近付いているではないか
甲板にいるクルー達は笑っているものや涙を浮かべているものなど皆の反応は様々だ
ﾀﾀ ﾀﾀ ﾀﾀﾀ…ﾋﾟｮｰﾝ
エースは跳躍し宙を舞った
ドドーン＿＿＿
「遅くなってすまねーみんな!!」
「「「エース!!!」」」
「今帰ったぜぇ俺ァ!!!!」
にっひひっと笑いながら甲板に乗るエースにみなはいっせいに駆け寄りそれぞれ言葉をかける
和気あいあいとした雰囲気の中、一人だけその雰囲気から尖った者がいた
「…やっと帰ったかよい」
そう、最年長、長男のマルコである＿＿＿
「ｹﾞｯマルコ…!」
「長時間人を心配させといて…反省はしてるのかよい?」
さっき程の雰囲気はどこへやら立ち待ちマルコがそう言えば空気一変し凍りついたように冷たく重くなる
マルコは腕を組みながらエースに一歩一歩近付いて行く
近づく度に他のクルー達はエースから離れて行く
「あっおい!お前ら!!離れて行くなよ!!!俺を一人にすんなって!!!」
「それで…?どーしてこんな時間になって帰ってきたよい?」
「あーと…それはいろいろわけがあってよぉ……」
「いいわけは通用しねぇよい!…正直に話せエース。」
声を低くさせ言葉を発するマルコにエースは自身の肩をビクつかせ背に冷や汗が流れた
エースはどうしよう、なんと言おうかっと考えていると突然チビが後ろから前へ出ていくのに気づいた
「あっおい、チビ…!」
ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ…
『キュイー!』
「「「………」」」
クルー達は目線を下に集中させハクは注目を浴びる
「「「えぇーー!?」」」
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マジモンの名無し(プロフ) - なるほど。了解しました！また戻ってくることを願っております更新お待ちしております (9月9日 15時) (
レス) @page35 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
鯛代(プロフ) - マジモンの名無しさん» いえこちらこそコメントありがとうございました!!お名前把握です( ･ᴗ･ )⚐⚑ (8月31日 19時) (レス) id: c2aadc6f91 (このIDを非表示/違反報告)
マジモンの名無し(プロフ) - お名前変えましたぬうです。リクエストのお話ありがとうございます！ (8月31日 17時) (レス) @page33 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
鯛代(プロフ) - ぬうさん» 了解しました!コメントありがとうございます^^シャンクスの話もどストライクで良かったです!! (8月14日 11時) (レス) id: c2aadc6f91 (このIDを非表示/違反報告)
ぬう(プロフ) - ハクくんが人間化した時の姿で麦わら海賊団にあって欲しいです！後、シャンクスとのお話が凄くどストライクでした (8月14日 10時) (レス) @page27 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯛代 | 作成日時：2023年7月11日 14時
