エピソード8 ページ8
叶「釈迦さん、これ誰の仕業だと思います？」
目の前に広がるのは凄惨な現場
建物は崩壊し、その残骸の下には無数の亡骸が埋まっていた
主に傷跡からして斧と銃
ただ犯人の血液は発見されていなかった
目の前で現場を険しい顔で見る釈迦さんに声をかける
釈迦「詳しいことはわからん。でも、ここに残る魔力の感じ...Ruinだろうな。」
叶「やっぱり、、。」
この現場に残る禍々しい程の魔力
今まで関わってきたギャングたちの中にはいなかった
神聖、邪悪、癒し、恐怖
どの感情にも当てはまるその魔力の持ち主
それは国家が総勢力を上げて探し求める能力者
叶「ヤバいやつに手を出したね。」
僕は足物に落ちた羽を見つめながら呟いた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガチャっとドアが開いてボスの声と共に入ってきたのは俺たちが連れてきた彼だった
部屋の中にいるのは
じゃすぱー、葛葉、月島さん、アルスさん、そして俺
その全員の視線が彼に向いた
「えっと...、助けてくれてありがとう。」
少し俯きながら羽で少し身体を隠すように縮こまり頭を下げた彼
アルス「よかったぁ〜、起きたんだね！ちゃんと治療できてるか心配だったんだぁ。」
手当をした本人のアルスさんがニコッと笑って彼に微笑みかけた
「貴女が治してくれたのか...感謝する。ありがとう。」
アルス「いいえ〜。」
のほほんとした雰囲気で話す2人に何故か俺たちが和んでいると彼の視線はソファに座っている俺と葛葉に向いた
「2人も、俺、敵意むき出しだったのに助けてくれてありがとう。」
優しく微笑みながらそういってくる彼に息を飲む
あの時も思ったけど、こいつ存在が端正すぎる
ロレ「俺たちもいきなり攫うとか言ったから不振すぎたよな、気にすんなよ。」
葛「そうそう。元気そうでよかった。」
そのあと、彼はほかのメンバーへの挨拶を済ませ
一息ついたところでだるまが口を開いた
だる「とりあえず、会議やりますか！」
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むぬま - 楽しく見させていただいています！スト鯖の小説…しかも男主、嬉しすぎます！このような作品は初めて拝見しました…！これからも頑張ってください (8月30日 16時) (
レス) @page3 id: fe180e4a88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかぬん | 作成日時：2023年8月22日 23時
