第8話 ページ9
ーMystasideー
Shu達が出かけて行ったあと
俺は眠ってしまったAのベッドに腰掛けてその様子を見ていた
Shuが連れてきた時も顔色は良くて
寝息も健やかなものだった
Ike「Aは大丈夫そう？」
Mysta「うん。気持ちよさそうに寝てる。」
Ikeが持ってきてくれたココアを1口飲んで
Aの少し傷んだ髪を撫でる
シャツの下から見える肌には
痛々しい傷跡なんかがいっぱい付いていて
あの頃のAとは似ても似つかないほどに弱っていた
Mysta「Vox達は上手くやってるかな。」
Ike「大丈夫でしょ、あの3人に狙われたらそれこそ逃げ道は無いからね。呪術師と鬼とマフィアに狙われるなんてそうそう無いけどさ。」
Mysta「確かに笑」
今頃Aを酷い目に合わせたやつが痛い目を見ているところだろう
あの3人は穏やかそうに見えて1番残忍なところがあるから
物理がほとんど聞かない
妖力と呪力なんて普通の人間からしたら対応の仕様がない
Mysta「はぁ〜、早くAと関係持ったヤツみんな消えてくれねぇかな〜。」
Ike「今Lucaの部下たちが調べてくれてるところだからね。僕たちも調べて見つけよう。」
Ikeの言葉に頷いてどこから探りを入れようかな。なんて考えているとAの瞼が開き、のそっと上半身を起こした
Mysta「あれ、起きた。おはよう....ってA？」
まだ寝ぼけているのかボーッとした目をして微動だにしないA
手の前で手を振ってみても動くことはなく、なんだ？と思っているといきなりAが俺に抱きついてきた
Mysta「え!?なに!?」
Ike「どうしたの？A。怖い夢でも見た？」
おどろく俺と心配してAの背中を摩るIke
伏せていた目を少しだけ開けて
『お前らに、捨てられる夢。..いや、先にお前らから離れたのは俺なんだけどさ...。』
とボソボソと呟くA
ちょっと申し訳なさそうに言うAが面白くて笑っているとなんだよ。と怒られてしまった
Mysta「ごめんて、怒るなよ〜...っていうか俺たち捨てないし。」
Ike「そうだよ、僕らが君から離れることは無いし、これからは離すつもりもないけどね。」
『お前らそんなキザなセリフよく易々と出てくるな....。甘すぎて溶けそう。』
Mysta「A相手だからだけどな。」
Ike「僕だって誰にでもこんなこと言うわけじゃないよ。」
少しだけ拗ねたように言うとAは抱きつく力を少し強くして静かに笑った
続く (更新停止中)
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ぬん(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！！そう言って貰えるととても嬉しいです😭頑張ります👍 (2022年12月16日 18時) (
レス) id: ad01183839 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 尊すぎます…最高のお話をありがとうございます！！更新待ってます💕お体に気をつけて頑張って下さい💪 (2022年12月11日 20時) (レス) id: 2bf99fc7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 鈴さん» 編集した時に変わってしまったようで気付くのが遅くなってしまいました、、。教えて下さりありがとうございます！ (2022年12月7日 10時) (レス) id: ad01183839 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ。 (2022年12月7日 10時) (レス) id: a9e4aaefa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬん | 作成日時：2022年12月5日 1時
