第4話 ページ5
ーLucasideー
Shu「落ち着いた？」
『うん、、ごめんなさい。』
あれからしばらくAの震えが収まるまで2人で背中を摩ったり頭を撫でたり
なんとかAのCareをした
Aの落ち着きが戻った時には
Aの目の周りは赤く腫れてしまっていてそれが痛々しくて目元を撫でると遠慮がちに擦り寄ってくる
どんなに怖くても苦しくてもAは
Sub dropをしなかった
きっと、助けてくれる人間が近くにいなかったから
自分の感情すら隠していたんだろうか
そこまでAを追い詰めた人間達に苛立ちを覚えながらもまたAを怖がらせる訳にもいかないから表情には出さない
Luca「落ち着いてよかったよ、A。じゃあ、Safe word決めようか！」
『いや、、決めなくていい。』
Luca「え!?なんで？決めておかないとAの負担が増えるだけだよ!?」
Aの口から出た予想外の言葉に
俺はびっくりしてAの肩を少し強く掴んでしまった
『今まで、そうやってPrayもしてきたし。あと、優しくしなくてもいい、お前達がやりたいようにやってくれればいい。物みたいに扱ってくれて構わないから。』
Shu「なんでそんな事言うの？A。理由、あるんだよね？」
『優しくされたら、捨てられた時に俺はきっとダメになるから...だから、優しくしないで。それが許されないなら、俺は他のDomのところに行く。』
捨てるわけが無いのに
俺達がどれだけAのことを探していたか
どれだけ、Aを好きなのか
多分、Aも分かってる
俺達が、Aを捨てないということくらい
それでも今まで受けた裏切りから、人を信じられなくなってしまったんだろう
そのくらい、鈍いと言われる俺だって気が付いた
Luca「A、Kneel」
『！』
俺のCommandと同時にAが床へと座り込む
その目はとろんとしていて
指示を待つ犬のようで
Luca「Come」
床に座った状態でベッドに座っている俺の脚の間に移動してきたAの頬を両手で包み込み
視線をShuへと向けた
Shu「まったく、、しょうがないね。君がそう望むなら僕らは言われた通りにするよ。」
俺に頬を包まれて動けなくなったAに容赦なくShuは獣のような荒い口付けをした
いつか、俺達からの心からの愛をAが受け取ってくれるまで俺達は君の忠犬を演じてあげるから
どうかAが心から笑える日が来ますように
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ぬん(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！！そう言って貰えるととても嬉しいです😭頑張ります👍 (2022年12月16日 18時) (
レス) id: ad01183839 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 尊すぎます…最高のお話をありがとうございます！！更新待ってます💕お体に気をつけて頑張って下さい💪 (2022年12月11日 20時) (レス) id: 2bf99fc7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 鈴さん» 編集した時に変わってしまったようで気付くのが遅くなってしまいました、、。教えて下さりありがとうございます！ (2022年12月7日 10時) (レス) id: ad01183839 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ。 (2022年12月7日 10時) (レス) id: a9e4aaefa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬん | 作成日時：2022年12月5日 1時
