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第1話 ページ2

思いもしなかった
こんなところで再会できるなんて

仕事帰りの帰路
いつもなら知った気配が近くにあればすぐに気付くのに、今日の仕事は結構ハードなもので呪術を使いすぎていたのもあったのか、すれ違うまで気付かなかった

彼の気配、、忘れもしない
僕たちがずっと探してきた彼の匂い

通り過ぎたその人はフラフラと歩いているかと思ったら突然倒れそうになるものだから
急いでその身体が地面に叩きつけられないように支える

腕の中の身体は男のものだけど
普通の成人男性にくらべればそれは儚いものだった
微かに甘いいい匂いがする


呼吸は荒く、肌には汗が滲んでいて
目を閉じている表情もすごく苦しそうに歪んでいた
とりあえず誰の目も届かない路地裏に入って
呪術を使い、家に向かった






Mysta「うわっ!?...Shu!?」


Shu「あ、、ごめん。」


突然の事態で焦ってしまい
降り立ったのはみんなが寛いでいるリビングのど真ん中だった
びっくりした表情のMystaと
持っていたプリングルスを投げ飛ばしそうにしてるLuca
時間停止しているIke
危うく術を繰り出そうとするVox


Ike「っていうかShu、抱えてる男性...もしかして。」

Shu「うん。Aだよ。」

Luca「A!?」

僕の返事に一斉に僕の周りに集まる4人
普段冷静なVoxとIkeも焦っている
でもそれも無理ない
僕らはAのことを5年も探していた
突然僕らの前からいなくなったAが目の前にいるのだからそれは焦るだろう


Shu「それよりも、Aの事を楽にしてあげないと。苦しそうだから、とりあえず僕の部屋に連れていくね。」

Luca「俺も行く!」

僕が2階に移動しようとすると
プリングルスを机に置いて後ろを着いてくるLuca
Vox達の「私達は準備してから行く」
という言葉に頷いてLucaと一緒に自室へと向かった

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ぬん(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます!!そう言って貰えるととても嬉しいです😭頑張ります👍 (2022年12月16日 18時) (レス) id: ad01183839 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 尊すぎます…最高のお話をありがとうございます!!更新待ってます💕お体に気をつけて頑張って下さい💪 (2022年12月11日 20時) (レス) id: 2bf99fc7e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 鈴さん» 編集した時に変わってしまったようで気付くのが遅くなってしまいました、、。教えて下さりありがとうございます! (2022年12月7日 10時) (レス) id: ad01183839 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お/り/ふ/らたってますよ。 (2022年12月7日 10時) (レス) id: a9e4aaefa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぬん | 作成日時:2022年12月5日 1時

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