君は、不器用…なんだね(苦笑2 【男主】BTS (ページ6)

今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:17,810 hit

35話ページ6

.

JM side

『流石にもう寝よっか。』

JM「A…」

『ん？』

ｷﾞｼ…ｯ

JM「Aは…こんな状況の中、寝れるの？」

『…この体勢だったらジミンが寝れないだろ』

JM「そ、そういう事じゃなくて；

僕と同じベットで、しかも距離も近い
現に今は僕はAに跨って押し倒してるんだよ？」

『じ、ジミン…どした』

JM「僕はね

Aの事が頭いっぱいで寝れない」

『…っ、

ま、まじでどうしたの急にっ
変だ、って…こんなの』

JM「…Aも満更でもないんじゃない？

さっき言ってたもんね。
変に意識する、気持ちがあるって」

『や、それは…っ！』

JM「僕も…Aのこと意識してるしまくってるし変な気持ちでいっぱいなんだよ。
Aは、そうじゃないの…？」

暗くてもｺﾞｸｯと音が鳴りそうな程Aの喉仏が上下するのがわかる
目もﾁｶﾁｶと焦りが丸わかりで息遣いがいつもよりちょっと可笑しい。

僕は今まで彼女が出来た時でもこんなに積極的になれたことがないから正直自分でもこの状況に驚いてる。

今までは僕がなかなか手を出さなかったり、積極的じゃないからキスも回数が少ないし
その先にだってなかなか進まず女の子達が"本当に好きなのかわからない"と呆れて振られるのが落ちだった。

でも何でだろ。
今までそういうことをしたいとか思わなかった訳じゃないけど、本当にその先のことをしたいと望んでいたかと聞かれるとそうでもない、かも。

それに付き合ってきた子達全員、女の子から告ってくれた。
だから僕は離れていかないでしょ、なんて偉そうな事考えてたんだ。

だけど、Aがどこかへ行ってしまいそうで、誰かの手に渡るのが嫌で焦ってる。

Aはかっこいいし綺麗だし、分かりづらいけど優しくて他人優先で。

そんなAの隣に女の子が並ぶのが怖い。
男の子が立つのが怖い。

いつか僕以外の人に照れて、顔を赤くして、その人に甘えたり愛の言葉を捧げるなんて

JM「…絶対に嫌だ。

僕のそばにいて欲しい。隣にいて欲しい
Aが他の人のせいで照れたりするなんて嫌だ」

『…っ、/』

JM「A」

『ほ…っとに、何なの、っ

急に積極的になるわ恥ずかしいことばっかり言うし行動に移すし。

まじで、心臓口から出そう。』

JM「それって、僕の事意識してくれてるんだよね？」

『…そうだよ。

ずっとジミンにﾄﾞｷﾄﾞｷしてる』

.