君は、不器用…なんだね(苦笑2 【男主】BTS (ページ4)

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53話ページ4

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JM side

僕の素っ頓狂な問いかけにAくんは

『～っ、』

JM「…っ」

顔を赤く染めるから僕まで移っちゃった。

『その、テミンに変な事を言われて…
変に意識してしまうと言うか、その、変な気持ちを抱いたまま一緒に寝るのは…ｺﾞﾆｮ』

JM「変な事？」

『ぅん。』

JM「意識って…何の？」

『え、と…；』

内心期待してる
だからちょっと強気になってｼﾞﾘｼﾞﾘとAくんに詰め寄る

一緒に寝ると言うことに対して変な事を言われたとか、意識してしまうとか言われたら
期待、しちゃうよね？

JM「ﾊﾟｯ

…ま、いいや！
Aくんともっとお話ししたいし、一緒に寝よ？」

『…』ｺｸｯ

JM「ふふっありがとう」

『…明日も、学校だからそんな夜まで話さないよ』

JM「うん！」

渋々腕を引かれて部屋に戻ってきたAくん
寝る準備を全て終わらせベットの上に対面で座る異様な光景

先に沈黙を破ったのは以外にもAくんだった

『あの…俺からも我儘、言っていい…で、す。？』

JM「ふふw変な敬語w

いいよ！Aくんからの我儘なんて大歓迎だよ！」

『…俺の事…、呼び捨てで呼んで、？
俺もジミン、って呼ぶんだし…そもそもジミン、俺より先輩だし』

JM「なんだ、そんなことか！
わかった！A！」

『はぃ…』

JM「ふふ、自分でお願いしたのに照れないでよw
僕まで恥ずかしくなっちゃうじゃん…」

『ごめん、

前は…本当に傷付けるとか言ってごめん』

JM「またその事？

もういいのにw
それにガウンさんから話を聞いてAが友達を作らない理由、わかったから」ﾆｺｯ

確かにAのお仕事はいつ誰が怪我をするかもわからないしいつ狙われるかも分からない

僕がAの立場だったらきっと同じ事をしたと思うけど、友達は作ってたと思う。
だって、寂しいし…友達は欲しいもん

そう考えればAも友達が欲しかったって言ってたのに作らなかったってことはそれ程周りの人を大切にしているって事。

それでも、僕たちはAと友達になりたかったよ
それにAの行動を見てたら良いことばかりなんだもん

いやでも惹かれちゃうよ…苦笑

裏でばかり人を助けて、自分の感情を押し殺して周りの人を大切に思って守って…もっと高校生らしく我儘たくさん言って友達も作れば良いんだよ

ガウンさんも許してくれたんだから。

本当、不器用だね…苦笑

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