67話 ページ18
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JM side
JM「…無理して笑ってるのはAの方じゃん。」
言ってからはっ、と我に帰る
僕、凄い冷たい言い方しちゃった…っ焦
どうしよっ
Aの反対側を見ると驚いた顔をしたテヒョアとグク。
まさか僕が、それもAにあんな冷たいこと、しかも突き放すような言い方をしたからだろう。
僕自身もあんな言い方できるの、なんて驚き。
だけどまだAは苦しそうに、困ったように笑うからｲﾗｲﾗしちゃって怒っちゃう。
『え、と…』苦笑
JM「だから、無理して笑ってんのはAだって言ってんの！」
何でこんな喧嘩腰…しかも怒ってんの僕。
内心、凄く焦ってる。
何でこんな言い方してるの？
しかもこんな冷たい言い方して、僕じゃないみたい。
だけどそれ以上に
JK「じ、ジミニヒョン…？」
TH「どうしたのジミナ…そんなに怒って。」
JM「テヒョア達も思わないの？
如何にも口角引き攣らせて目も笑ってないし眉間に皺寄せて無理矢理笑ってますみたいな顔！」
『無理なんかしてn...JM「してる」』
そんな不細工な顔で笑って欲しくない
厳密に言うと不細工なんかじゃない…。
困って笑う姿でさえ美しくて綺麗でかっこいいよ。
でもAに…無理矢理笑って欲しくない。
苦しいなら苦しいとか言ってくれれば良いのに。
頼ってくれたら良いのに1人で抱え込もうとして。
僕ってそんなに頼りない？
僕は…僕はただAに頼られたい。
信頼してもらいたい、甘えられたい、本当の事を言ってもらいたい。
みんな嫌われたくない、怖かったよね？俺があんなことしなければ
きっとAはこう言うことが言いたいんでしょ？
何で喉まできてるのに通してあげないの？
ずっと喉で詰まってたら
息しづらいじゃん
JM「苦しいなら…何か言いたいことがあるんなら言えば良いじゃん
僕達にAの弱いところも見せてよ」
TH「…そうだね。
強い姿ばっかり見せなくて良いよ
逆にA弱いところ見せてくれた方が安心する。
だってA、完璧なんだもん！
俺は顔がいいけど頭が悪いでしょ？
Aは顔もいいし頭もいいんだからさ！」
JK「テヒョイヒョン話ズレてる。
何でそこに辿り着いたのか理解できない
まあ取り敢えず、何でこんなに怒ってるのか俺にも謎だけど今回はジミニヒョン側かな」
『え、えぇ…；』
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作者名：diva | 作成日時：2021年4月11日 23時
