君は、不器用…なんだね(苦笑【男主】BTS (ページ8)

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7話ページ8

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JM side

痛む胸にｿｯと手を添えると
テヒョンはその胸元に置かれた手をﾊﾟｼｯ！と容赦なく掴んで引っ張ってきた

JM「ぅえ？！何！ちょ！」

TH「俺も話混ぜて！」

『…』

JK「えっと…」ﾁﾗｯ

『…』ﾌﾘﾌﾘｯ

TH「？」

テヒョンが話に入ろうとしたところ
グクはわかりやすくAくんを見た

Aくんはそんなグクと目を合わせて
首を横に振る

言葉に出さずに繰り広げられた会話
言葉がないから僕たちには理解が出来なくて

ちょっと収まってた胸の痛みがまた痛さを増して返ってきた

TH「ﾑｯ

隠し事～？俺悲しい！」

『ぇ、と…；』

JK「Aが困ってるじゃないですか」

TH「隠し事するAたちがいけないんだ～！」

JM「…；」

あの日のこと…謝った方がいいよね…

JM「A、くんっ…あの、
き、昨日の…その、ぇっと…」

『気にしないでください』

JM「え、？」

『急用が出来たから急いでいたのですよね』

JM「ぁ、うん？」

『なら、そんなに怯えなくても…大丈夫ですよ
それに、無理に話しかけなくてもいいですよ』

JM「ち、ちが！」

怯えてる…怖がってるってことがバレてたんだ
申し訳ない

ていうか、無理に話し掛けてる訳じゃないのにっ

『じゃあ、俺はこれから予定が入っているので
ここで失礼します』

TH「えぇ！Aも一緒にヤンコチ食べに行こって誘おうとしてたのに！」

JK「ジミニヒョンの奢りだよ？
行こうよ」

『んん…いえ、辞めておきます

今日の予定は少々複雑でして
俺がいかなかったら相手を怒らせてしまう』

TH「どう言う予定なのそれw」

JK「残念…また今度行こ！」

『前もって言って頂ければ予定を空けておきます』

TH「わかった！
じゃあまだまだ先だけど夏休み空けといてね！」

『なるべく空けておきます』

TH「他はまた前もって言うから！」

『はい、お待ちしてます』ﾌﾜｯ

JM「え？」

『？』

JM「わ、笑うんだね…」

JK「Aを何だと思ってるんですか；

でも俺も初めて見たかも」

『わ、笑ってましたか？！
嘘っ…が、…っ……』ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮｯ

TH「笑ってたと言うか、微笑んでた！
花咲いたみたいで綺麗だった」

『あの、！
俺が笑らってたとか周りには…！』

TH「えぇ何で？！
別に笑ったくらいよくない？！」

『ちょっと、俺の事情なんですけど…まずいんです』

どう言うことか理解が出来ない
何がまずいんだろ…

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