14話 ページ15
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JM side
JM「これ！
僕たちが迎えに行った時にAくんがグクに渡してたやつ…」
TH「本当だ
そういえばグク、俺たちが合流する前めっちゃ爆笑してたよね？
何で？」
JK「ああww
ジミニヒョンが傷付かない！って言うなら言ってもいいですけどw」
JM「えぇっ…なにそれ怖っ…けど知りたい」
何で僕が関係してくるのかわかんないけど
傷付いたでも…Aくんの事が知りたい
JK「A…
ジミニヒョンの存在？は知ってたけど
名前とか何にも知らなかったですよ」
TH「ﾌﾞｯwwwww」
JM「〜っ//
あ、当たり前じゃん！！//
喋ったことすらないし自己紹介なんてもってのほかだもん！泣」
JK「ww
でもテヒョニヒョンがジミナって呼んでたから
あぁ、あの人がジミナさん、あれ、ジミニさん？とか言ってましたよw」
JM「な、なにそれっ…w
可愛すぎでしょ…」ﾎﾞｿｯ
TH「はははっ
無表情、冷徹そうな裏側は天然かww」
JK「もう怖がらなくていいんじゃないですか？
A、結構悩んでるんですよ？」
JM「え、そうなの？」
TH「あの車の事件？から
周りから避けられるって涙目になって俺たちに相談してきたw」
やっぱり気にしてたんだ、申し訳ないな…
普段崩れない表情を崩してまで悩んでたんだ
罪悪感と裏腹に怖いという印象から愛おしさに変わってくる
だって普段はあんなに近寄らないような怖さと佇まいなのに内心では避けられてる
って悲しんでるって事でしょ？
ものすごく可愛くない？
JM「僕…Aくんのことちゃんと見てみるよ
やっぱり決めつけたらダメだね！」
JK「やっとですか」
TH「おっそ〜い！」
もうちょっと…Aくんと向き合ってみよ
グクたちの言う通りあんな事だけで決めつけて避けるとかダメだもんね
実際Aくんは定期を拾ってくれて
態々丁寧に封筒に入れてくれてるんだし絶対いい子じゃん
今からでも遅くない…！
よね…？泣
いやっ頑張れ僕！
明日の朝、お礼言おう
いつもより早くに行って何か飲み物でも渡そうかな
…なに飲むんだろ；
.
翌朝
いつもはチャイムが鳴る5分前後に教室に着くけど
今日は10分前
なに飲むのかわからないまま僕の手にはペットボトルのアメリカーノが握られている
Aくんの教室に来たけどまだ来てないみたい
少しするとグクが来た
JK「今日A遅刻してきますよ？」
嘘って言って泣
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作者名：diva | 作成日時：2021年1月29日 22時
