君は、不器用…なんだね(苦笑【男主】BTS (ページ2)

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1話ページ2

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JM side

桜が咲いて、花弁が風にのってﾋﾗﾋﾗと落ちていく
とても綺麗で多くの花弁が落ちる時なんてフラワーシャワーみたい

僕は今、列に並んで学校の講堂に向かっていた
新しいクラスの子達と並んで新1年生を迎える

幸い僕は1年の時も同じクラスで仲のいいテヒョンとまた同じクラス

テヒョンとは古い仲で幼稚園から一緒の学校で同じ時を過ごしてきた

講堂の中に入り出席番号順で長椅子に座っていく
キムとパクでは出席番号が違いすぎて

あぁ…テヒョンと離れちゃう…と思ったけど逆に離れてたおかげで席は前後に

TH「まじでダル～
帰りたい、何で俺たちもいないとダメなの？」

JM「ほんとだね
でも僕たちが入学してきた時もきっと先輩たちも同じこと思ってたはずだよw」

TH「そぉだけど…あ、新一年入ってくる」

ﾊﾞﾁﾊﾟﾁ…

拍手をして1年を迎え入れる
新品の制服に身を包んで周りには見知らぬ友達
初々しい1年たちを眺めていると
僕も先輩たちにそういう風に見られてたのかな？
とか思ったり

ｽｯ…

JM「ゎ…、」

『…』

今通った子…すんごい綺麗だった
大人っぽくてなんか余裕がある感じ
子供っぽいテヒョンとはまた違うかっこよさ

他の人もその子に目を奪われた様にその姿を目で追いかけてた

少しするとまた違う可愛い、かっこいい子が入ってきて
さっきとまた同じ光景が広がる

"今年の1年はずば抜けたイケメンが2人も来た"

そんな噂みたいなことが僕たちの学校に回った

僕が目を奪われた子はｽﾝ…とした顔
ずっと無表情で急に話しかけられても反応は薄いような子

そしてまたその子に続いて入ってきたこれまた目を奪われた子はｷｮﾛｷｮﾛｯとしてﾌｲｯ、と避けられるちょっと接しにくい子

その2人がまさかの同じクラスだからみんな1年2組に
そのイケメン2人を見に行ってた

ま、僕もその1人なんだけど

2人ともお世辞にも愛想がいいとは言えないけど
みんなそんなことお構いなく話しかける

TH「名前は？」

『ソ・A…です』

TH「へぇ～！イケメンだね？
てか大人っぽ～い！」

『ありがとうございます
君も、かっこいいですよ』

TH「あ、俺の名前言ってなかったね！
俺キムテヒョン！よろしく～！」

『はい』

TH「ジミナも話したらいいのに～」

『ジミナ…さん』

TH「俺の友達！」ﾆｯ

『へぇ…』

この時の僕はただ君を遠くから見てただけ

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