62話 ページ13
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貴方 side
JK「これから1ヶ月
またこの家にずっといるから」
『え…いいって』
JK「寂しいでしょ？
じんさんの頼みなんだし」
『寂しくないし、来なくていい』
本当は来て欲しい
1ヶ月も一緒にいれるなんて嬉しいに決まってる
だけどこれ以上一緒にいたってグクは他の女の子と会いづらいし先に進めない
いや、違う
俺が振ればいいのか
『あのさ…前の、返事なんだけど』
JK「前の？」
『その…好きって…』
JK「あぁやっとわかった？？」
グクは自身ありげにふふん、と言いたそうな顔で言った
きっとそれは俺が今迄無意識のうちにぐくを意識していたから
それが多分グクにも伝わってたから
ごめん
俺は今から最低な人になる
もう友達にも戻れないかな…？
『やっぱ男とか、無理だわ
気持ち悪いしグクも女の方がいいんじゃない？』
JK「…それ本気で言ってんの？」
『そうだけど
てか、普通にキモいしw
俺だって女の方がいいし、男とって想像するだけで鳥肌立つわ』
JK「…」
『…なんつぅの？
友達としては好きだけどやっぱ男ってw』
JK「俺の事好きって言ったじゃん
恋愛として落としてみろって、待ってるって言ってたくせに…急に何なの？」
『だから友達としてだって』
JK「キスしようとしたら目瞑ってたじゃん
待ってたし照れてたし」ｽﾞｲｯ
『そ、れは…誰だってなるだろ…っ
近いっ離れろ』ｸﾞｲｯ
どんどん近付いてくるグク
上半身を腕で支えて、グクの肩をｸﾞｯと抑えつけ何とか避ける
それでもグクは俺の腕をｶﾞｼｯと掴んでもっと距離が縮まる
必死に顔をそっぽ向けて目を合わせないようにする
JK「無視されたら心臓が張り裂けそうなんでしょ？
俺がキスしても嫌じゃないんでしょ？
Aは男にキスされても嫌じゃないんだ？」
『そ、じゃない…っ』
JK「なら何？」
『そ…れは…っ』
何で俺が迫られてんの…っ
突き放すつもりだったのに先手を取られた
JK「今だって耳迄赤くしてるくせに…キモいの？」
『赤面症だっつの…』
JK「ふぅん…」
『いいから、離れろっ』
JK「…」ﾊﾟｯ
『…っ』
JK「どう言う心境の変わり方か知らないけど
そんなに言うとは思わなかった
今日は帰るわ」
『明日も、来なくていいから』
JK「…あっそ」
ｽﾞｷｯ
こんなビビリで…傷つけて、ごめんなさい
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diva(プロフ) - あやさん» わわわわそんなありがとうございます嬉泣早くグクに謝らせないとですね呆、若干駄目男にしてしまってて罪悪感が…ｸﾞｻｯ (2020年12月8日 1時) (
レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも拝見してます！あああ、グクうう。無理すぎる。はよ謝れよおおおバカあああ。 (2020年12月6日 16時) (レス) id: 759235ef95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：diva | 作成日時：2020年8月25日 1時
