58話 ページ8
.
貴方 side
今は飲み物をカゴに移していたからしゃがんでいる状態。
当たり前に視線は床に置いてるカゴにあるわけで。
それをウォヌさんも前にしゃがんで顔を覗き込んできた。
なんなの？この人たち顔覗き込むのが癖なの？
近い距離に耐えられず顔を上げてウォヌさんを睨む。
『ウォヌさんには関係ないでしょ？』
WN「んん〜全く関係ないって訳ではないと思うけど」
『関係ないです。』
WN「俺、Aと同じ学校だったんだよ？」
『…は？』
WN「で、どうなの？」
『な、何が？』
WN「ソヌが結婚したから動揺したんでしょ？」
『何で俺が動揺するんですか』
WN「付き合ってたから。
ソヌとA」
は？同じ学校、？
そもそも、何で俺たちが付き合ってた事知ってんの？
俺もソヌもジウォン以外には話した事ないし態度に出した事もない。
みんなからは本当に仲がいいんだな、ってしか言われなかったのに…何でコイツは知ってるんだ。
『…だからなんですか？
弱み握ってやったって脅すんですか？
それとも気持ち悪いからマネージャーやめろって事ですか？』
WN「なんでそうなるんだよ。
俺はただ唯一知ってるから話聞いてやろうかと思ったんだよ」ﾆﾔ
『…嘘だ。』
WN「嘘じゃないってw
ま、Aがソヌと付き合ってたって確信はなかったけどな。
ソヌ本人から聞いた訳でもないから」
『嵌めたな？』
WN「ふっまあね」
むかつく〜。
つか、同性愛者って事だけならまだしもソヌと付き合ってたことまでバレたとは。情けねえ。
そもそもウォヌさんみたいな人、学校にいたっけ？
もしかして隣のクラスの寡黙イケメンって言われてたやつって…
そういえば俺とソヌだけじゃなくて、他のクラスにもイケメンがいるってジウォンから聴いた気がする。
興味なさすぎて聞き流してた。
でもソヌからウォヌさんを紹介されたこともない…
ん？
『あっ？！もしかして、ソヌの腕噛んでたやつ？！』
WN「あ、思い出した？」
『うっわあの芋くせえと思ってた人か！』
WN「おい」
そうだ、一度ソヌが委員会で俺が迎えに行った時にソヌの腕噛んでるやついてアイツやばいやつだって思ったんだった。
髪の毛が結構伸びてたし気づかなかった…顔もちゃんとみた事なかったし。
しかもソヌにウォヌさんを隠されたから面識すらなかった…
ソヌが何でウォヌさんを背中に隠したのか不可解だったけど。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 766人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
な - パスワードって教えていただいてもいいですか？続編楽しみです！ (4月20日 12時) (
レス) @page42 id: 9e739421de (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - リアさん» こちらの全てのお話を出したら公開します>< (4月15日 0時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - パスワード知りたいです🙇 (4月9日 12時) (レス) id: 1129349df8 (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - (名前)もったんさん» 続編はこちらのお話、100話まで公開してから全体公開にする予定ですのでお待ちくださいませ^ ^ (4月8日 19時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もったん(プロフ) - 続編を見たいのでパスワードを教えていただきたいです🙇♀️ (4月8日 5時) (レス) @page40 id: 8ddc022477 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：diva | 作成日時：2023年9月13日 21時
