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91話 ページ41

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貴方 side



結局2人でレコーディング室を出ていった扉を見てやっと正気に戻る。
練習室行きたくねえな…


よく別れたカップルとかに言われる言葉があったな。
"離れてから気づく事もある"だっけ。





WN「俺先にレコーディングしていい?」

WZ「?何で?いいけど」

WN「さんきゅ」



俺は、いやそんなわけないか。
タイプじゃないし。そもそもアイドルだし。

結局また女の人の方がいいって再確認させただけじゃん。
少し長い時間、携帯も見ないでただボーと無になってると突然掴まれた腕。




WN「Aいこ」

『え、どこに?』

WN「…買いたいもんがあるからついて来て」

DK「その為に順番変えたの?!」

WN「うん」

DK「ええじゃあアイス買って来て」

WN「やだね」

WZ「はよ次。」

DK「はい」





腕を掴まれたままウォヌさんとレコーディング室を出たら車の鍵ある?と聞かれたのでポケットから鍵を取り出して見せつける。



WN「ハハッ間抜けな顔」

『いや、ほんと理解が追いつかなくて』

WN「何で?車の中で話したいだけなんだけど」

『?コンビニは…』

WN「そんなボーッとしてるやつの運転なんか怖くて乗れねえわ」

『失礼な』

WN「表情暗く感じてさ。
ボーッとして危なっかしいから取り敢えずあの部屋から出してあげたかったんだよね」

『そりゃどうも。』





ウォヌさんに車の扉を開けられて半強制的に乗せられる。
ま、運転しないしベルトも鍵も閉めなくていいか。
助手席にウォヌさんが座った。

少しの沈黙。
お前が連れて来たんだからお前から話せよ。なんて心で悪態をつく。




WN「なあ、Aってハニヒョンの事好きなの?」

『はあ?!』

WN「や、最近2人よそよそしいし。」




いや、2人というかハニヒョン?と考え込むウォヌさん。
横顔綺麗な。

でも前の撮影からハニヒョンがAにベッタリじゃなくなったし最近付き纏ってもないし言い合いも少ない。
と推理してるかの様。



『好きなんか、なる訳』

WN「アイドルだから?」

『っそうだよ』

WN「…A。
普通って何?っていつも悩んでるじゃん?」

『うん』

WN「ならアイドルだからって…Aの押し付けだと思わない?」

『…』

WN「アイドルだから、で一括りにしてハニヒョンを受け入れないのってさ
Aが嫌いな男は女がって考えと同じなんじゃない?」





ごもっともだ。
暖かい手で頭を撫でられる感覚に甘えて下を向く。





ガチャッ



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- パスワードって教えていただいてもいいですか?続編楽しみです! (4月20日 12時) (レス) @page42 id: 9e739421de (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - リアさん» こちらの全てのお話を出したら公開します>< (4月15日 0時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - パスワード知りたいです🙇 (4月9日 12時) (レス) id: 1129349df8 (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - (名前)もったんさん» 続編はこちらのお話、100話まで公開してから全体公開にする予定ですのでお待ちくださいませ^ ^ (4月8日 19時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もったん(プロフ) - 続編を見たいのでパスワードを教えていただきたいです🙇‍♀️ (4月8日 5時) (レス) @page40 id: 8ddc022477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:diva | 作成日時:2023年9月13日 21時

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