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85話 ページ35

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JH side





楽屋に響いた女の子の声。
内容は気まずくなるか盛り上がるかで大きく分かれるような事で。



メイクヌナ達は後輩の子が告白してる姿を見て青春だね、なんて盛り上がって
スタッフも数名盛り上がってる。
ま、メンバー達も事情を知らないし盛り上がってるけど。




HS「すげぇ女の子から…!」小声

SG「やっぱAヒョンが好きだったんだよ!」小声

MG「付き合うのかな?」

MH「ミンギュ声大きいよ」

JN「えぇ?!付き合うの?!」

WZ「だから声でけえって」






事情を知ってるジウォンは心配そうに見てて、ウォヌもどこか興味がなさそうに携帯触ってるけど時折目線を上げて2人を見る姿はどこか気になってそう。

俺もまだAが男を好きなんだって言う真実をどこか信じ切れていない。
だって今まで親しい人でそう言うタイプの人がいなかったから。

気づいてなかっただけかもだけど。



だからメイクの子に身長を合わせるように少し腰を曲げて
涙をそっと手で拭ってあげる姿を見たらなんか心が焦ってきた。

もしかしたら本当はやっぱり女の子が好きなんじゃかないか?
ってAを取られてしまうなんてちょっとした独占欲が溢れてきた。







やっぱりちゃんとAの事が好きだったんだ。
ってちょっと心が軽くなった。


そうと決まれば部屋を出て行こうとするAを引き止める。
だって…もしかしたら付き合ってしまうかも、




俺に用事があるんでしょなんて突拍子もない事言って
掴んだ腕を振り解かれた。

いつもの頭の回転の良さがAを相手にするとどうも働かない。
閉まるドアから覗いたAの顔は少し困ってるようで俺と目が合った瞬間驚いた顔をした。



周りはもういつも通りに過ごしてて
話に入る気力もないし端の方にあるソファに身体を預けて携帯を触る。





JW「ねえ、やっぱり昨日Aの家に行ったでしょ?」

JH「うん。
俺さ、頑張るわ」

JW「何を?」

JH「A、落としてやる。」

JW「え?何、どこに?」



ジウォンってこんなバカだっけ?
ま、それはさておき。

Aから事情聞いた、と言えば元々大きな目がさらに大きくかっ開いた。





JW「ほんとに?ふざけてなんかないよね?」

JH「巫山戯てない。
本気だよ」

JW「…うそ、信じらんない…!」

JH「嬉しそうだねw」

JW「っ当たり前じゃない!

っハニ…!Aを傷付けたらただじゃおかないからね?」





当たり前だし。




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- パスワードって教えていただいてもいいですか?続編楽しみです! (4月20日 12時) (レス) @page42 id: 9e739421de (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - リアさん» こちらの全てのお話を出したら公開します>< (4月15日 0時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - パスワード知りたいです🙇 (4月9日 12時) (レス) id: 1129349df8 (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - (名前)もったんさん» 続編はこちらのお話、100話まで公開してから全体公開にする予定ですのでお待ちくださいませ^ ^ (4月8日 19時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もったん(プロフ) - 続編を見たいのでパスワードを教えていただきたいです🙇‍♀️ (4月8日 5時) (レス) @page40 id: 8ddc022477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:diva | 作成日時:2023年9月13日 21時

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