80話 ページ30
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JH side
いってえ頬摘まれた。
摘んでる手を掴み返して両手の自由を奪う。
つか、襲いますよ？
は？何言ってんの。
今もこの状況理解してないのかな？
JH「どう考えても襲われてるのAでしょ？」
『やり返すって意味です』
JH「無理でしょ。」
『はあ？』
JH「取り敢えず、寝室どこ？」
『言うかばあか。
何しにいくんですか』
JH「餓鬼はAでしょ」ｸﾞｲｯ
『わっちょ！降ろせ！』
なあにが襲うだ。
どう考えてもAが襲われてんでしょ。
思い知らせてやらないと。
Aを担いでドアを開けていくと部屋の端にﾎﾟﾂﾝと大きめのベッドが設置された部屋に入る。
ﾄﾞｻｯ
『もっと丁寧に降ろせ。』
JH「ごめん思ったより重くて」
『力ねえな』
JH「んん〜黙ってて」
『ちょっ！近い！』ｸﾞｲｯ
JH「ねえアイドルの顔なんだけど？」
思いっきり顔押し返されたんだけど。
俺、アイドルなんだけど？
顔大事なんだけど。
あ、ついなんて押す力を緩めた隙に手首を掴んで甘噛みする。
メンバー以外に噛むの初めてかも。
…いや、いつもクプスが噛もうとしてきても避けるけど。
『ちょっ！馬鹿なんですか？！』
JH「馬鹿はAでしょ？」
『舐めるな！』
JH「なんれ？」
『……手！洗ってない！』
JH「嘘つけさっきまで洗い物してただろ。」
『〜っ巫山戯るのも大概にしてください！
男が好きって言った瞬間こんな事っ…、揶揄ってるんですか？！
そんなに、おかしいですか？』
俺が舐めてた反対の腕で顔を隠すA。
赤くなった鼻を啜る音と途中まで頰を伝って枕に染みる水を見て
あぁ、泣いてる…なんて冷静に判断した。
勿論驚いてるけど…やっぱり顔半分は見えなくても綺麗なんだよね。
初めて見た泣き顔も綺麗だった。
揶揄ってるのかな？
確かに揶揄ってるのかも。
でもそれはAが男が好きだとわかってとかじゃなくて
今まで通り、何も変わらずただAの反応が面白くてつい揶揄ってしまうんだもん。
お酒が入って感情と情緒まで不安定になったのか
偶に小さく声を詰まらせて泣きながらもう離してくださいよ、と弱く訴えるAがいつもより小さい子どもに見えた。
マネージャーであってﾃｷﾊﾟｷ働いて大人なAとは少し離れた姿につい目が離せなくなった。
ｿｯと腕を退ける。
『…見んな馬鹿』
JH「…おかしくなんかない。
だったらら俺もおかしいのかな？」
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な - パスワードって教えていただいてもいいですか？続編楽しみです！ (4月20日 12時) (
レス) @page42 id: 9e739421de (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - リアさん» こちらの全てのお話を出したら公開します>< (4月15日 0時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - パスワード知りたいです🙇 (4月9日 12時) (レス) id: 1129349df8 (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - (名前)もったんさん» 続編はこちらのお話、100話まで公開してから全体公開にする予定ですのでお待ちくださいませ^ ^ (4月8日 19時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もったん(プロフ) - 続編を見たいのでパスワードを教えていただきたいです🙇♀️ (4月8日 5時) (レス) @page40 id: 8ddc022477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：diva | 作成日時：2023年9月13日 21時
