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52話 ページ2

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貴方 side





つか俺、まじで何してんだろ。
俺がここまでする必要ないんじゃね。




CM「貴方、本当にジョンハンくんの事が好きなのね」

『は?』

CM「えぇ違うなんて言わせないわよ」

『いや、絶対ない』






何言ってんのこのおかま。
俺が?ジョンハンさんを好き?




なわけない、絶対ない!

アイツはアイドルだぞ。
また



いや、ソヌの事は忘れろ。








『何で急にそうなるんですか』

CM「私がジョンハンくんに近付く前、貴方と話してたけど
顔赤いし水取りに行ったくせにチラチラジョンハンくんの事気にしてるし」

『いや、話の内容的に顔が熱くなっただけです』

CM「私達の間割入って来てジョンハンくんを守ったのに?」

『それは、アイドルだから』

CM「ふうん、ま、いいけど」






そう言って近づいて来る顔。

ま、どうでもいいや、コイツとキスしようが知ったこっちゃない。










いや、何で?
俺がここまでしないといけねえの?

俺が?ジョンハンさんを好き?








『な訳ない!』

グイッ…ドサッ

CM「えっ?!」

『何で俺がここまでしねえといけねえんだ。
俺がジョンハンさんを好き…?

ない、ないないない!絶対ない!』

CM「え、ちょ大丈夫?」





咄嗟に胸ぐら掴んで壁に追いやる。
こんなやつに手出されてたまるか。



身長足りねえのムカつくけど。
この際立場とかどうでもいいしクビになってもいい。
なんか急に自暴自棄になってきた。




『取り敢えず、ジョンハンさん達に必要以上に近付くな。
撮影に集中してください。

これからも他のアイドルにベタベタしないこと。
マネージャーでもな。
アンタムカつくけど男の俺から見ても綺麗なんだからアンタの事が好きなら向こうから来る。
好きな人以外にこんな事するな』

CM「え、は、はい…?」

『後絶対!俺が同性愛者ってバラすな!
バラしたら…




許さん。』

CM「弱。」

『俺にそんな権力ないんで。』







俺が社長とかだったら一瞬で辞めさせてるわ。
ただのマネージャーなもんでね。
おかまちゃんをクビに出来ません。





『お気に入りか知りませんけど
ジョンハンさんに近付き過ぎ、ダメですよ。』

CM「可愛いもん」

『ダメなもんはダメ』






部屋を後にしてスタジオに向かいながら身なりを整える。
ほんと、変な奴もいるもんだ。
この業界怖くなって来た。






CM「相当好きね。ジョンハンくんの事。」







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- パスワードって教えていただいてもいいですか?続編楽しみです! (4月20日 12時) (レス) @page42 id: 9e739421de (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - リアさん» こちらの全てのお話を出したら公開します>< (4月15日 0時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - パスワード知りたいです🙇 (4月9日 12時) (レス) id: 1129349df8 (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - (名前)もったんさん» 続編はこちらのお話、100話まで公開してから全体公開にする予定ですのでお待ちくださいませ^ ^ (4月8日 19時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)もったん(プロフ) - 続編を見たいのでパスワードを教えていただきたいです🙇‍♀️ (4月8日 5時) (レス) @page40 id: 8ddc022477 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:diva | 作成日時:2023年9月13日 21時

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