72話 ページ22
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JK side
携帯の画面の中にいるのは幼少期のA
今のアイツみたいな気持ち悪い笑顔じゃなくて
素の笑顔、子供相当の元気いっぱいの顔で誰かの大きな手を必死に小さな両手で握ってる写真
写真にその小さな子供の耳には子供には合わない、俺がずっとつけたいと駄々を捏ねてスタイリストヌナ達を困らせる原因の物が付いてる。
見間違いじゃなければだけど。
だけどその物が写ってなければ俺はこの写真の子がAだと気付かなかったと思う。
何故なら俺が初めて会った時は笑顔なんて一切なく
冷淡に話す佇まいに冷たい光の宿っていない目をしていたから。
あぁやっと会えたんだ…ずっと探してた。
なのにAは俺の事覚えていなかった。
まあ俺も小さかったから成長して気付かなかったのかな…？
香ったことのあるあの匂い…やっと思い出した
昔にもAはつけてたんだ…。
今も変わらずつけてるのも驚きだけど。
思い出してみればその子も痛みを感じ難い子だった覚えがある
涙が止まらない…ジミニヒョンが背中を摩ってくれてて、可愛い弟達が心配そうに声を掛けてくれる。
JK「Aに気付いて貰いたいっ」
MG「グクはやっと気付いた？」
JK「ぇ…？」
MG「応援してたからさ
Aは気付いてないだろうけど
でも手遅れだったなwグクにはもう春が来てるし」
KT「あの、どう言う事なんですか？」
MG「Aとグクは昔に1回だけ会った事があんだよ
あと俺もな」
JK「え？」
MG「え？」
え？ミギュとは…会ったことあるのか？
全く身に覚えがないんだけど。
驚きのあまり涙も止まったわ
JM「幼なじみ？」
JK「そんな筈は…」
MG「Aがスーパーでやらかした時に男とAを回収しに行っただろ」
JK「……あぁ！」
MG「ひひっ思い出した？」
思い出した…！あん時の子供！
俺より身長低くて年下だと思ってたのにこんなにでかくなってたなんて…笑
YJ「何があったのか教えてくださいよ〜！
俺達放ってきぼりじゃないですか〜」
JM「だね、2人だけで盛り上がらないでよ〜」
MG「Aが俺を拾って間もない時なんだけどさw」
確かその時俺は7歳だった
小学生になったばかりで新しい制服を身に纏って
母と父と一緒にスーパーで兄の誕生日料理の材料を買いに行った時だったっけ
今考えるとあんなドラマみたいなことに巻き込まれるとは思わなかった
〜次回から過去編〜
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diva(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！ええええ！ありがとうございます😍頑張ります！！ (2021年10月31日 23時) (
レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - divaさんのお話どれも読ませていただいてます！引き続き楽しみにしてます♡ (2021年10月31日 20時) (レス) @page47 id: fb6f2e594b (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - cQSjFl7qy9wcRxOさん» 御覧頂きありがとうございます！まだ辰砂2の続きがあるので3はパスワード式にして未公開にしてます！全て公開したら3も公開しますのでしばらくお待ちください✨ (2021年10月25日 23時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - 鶴舞しゅんさん» 鶴舞しゅん様 まだ辰砂2のお話を公開しきっていないのでパスワード式にしてます！全てお話を公開したら全体公開にします！ (2021年10月25日 23時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
cQSjFl7qy9wcRxO(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます！続きが見たいのですが3のパスワードってなんですか？ (2021年10月25日 19時) (レス) @page44 id: bdaaf9b949 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：diva | 作成日時：2021年8月3日 16時
