63話 ページ13
.
JK side
点滴を雑に外し自分を抱いてこっちに来るなと睨むA
あ、刺さってた所から血が…
話しかけても全く聞く耳を持たないし。
JK「ミギュ、A大丈夫なの…？」
MG「おぉ当たり前〜」
『……痛い、いたい"
もう"いたいことし"ないで、』ｸﾞｽﾞｯ
YJ「A…」
MG「あ、誰かイヤホンもってねえ？」
JM「僕あるかも！」
MG「わりい、新しいの買うからそれくれ」
JM「う、うん！」
MG「ん、A落ち着け
もういねえよ」
ジミニヒョンが渡したイヤホンをAの耳に当て音楽を再生させた
そしてAの目を手で塞いで頭を撫で続けるミギュ
次第にAから震えがなくなり涙も溢れてこなくなった
そしてミギュがポケットから薬を出してAの口に押し込んだら一緒に持ってきたであろう水で薬を流し込んだ。
ずっと目は塞いでAの前に座って抱き締めるようにして背中を撫でる
そしたら数分後、Aの力が抜けてミギュに凭れ掛かった。
JK「寝たの？」
MG「あぁ、睡眠薬飲ませたし」
JK「随分慣れてるね」
MG「何年一緒にいると思ってんだよ。笑」
JM「僕達何もしてあげれなかった…」
YJ「Aがあんな風に取り乱してるの初めて見て、吃驚しちゃった…」
JK「俺の方が…何にもできなかったよ。」
ヨンジュンくんとかジミニヒョンは手を繋いだり背中を撫でてたのに、俺はただ突っ立ってることしかできなかった。
パニックとか、恐怖症を発症してるところに立ち合わせたことがあまりないから何をしたらいいか全くわからない。
でもそんなこと言ってられないよな。
Aだけに関わらず誰だって起こす可能性がある
もしジミニヒョンにそんな事が起きたら居ても立っても居られないのに、何にも役に立てる事ができないとか1番悔しい。
俺もミギュみたいに冷静に対応できるようにならないと。
JK「A、何であんな事になったの？
慣れてるって事は原因があるの？」
MG「ん〜トラウマじゃね？
一種の恐怖症になったんだろうな
俺も聞いた話だから詳しくは知らねえよ」
JK「Aから聞いたの？」
MG「おう
後俺達の社長〜」
社長…その人に聞いたら詳しく知る事ができる？
Aの事だから気になるんじゃなくて、もし好きなジミニヒョンにこんな事が起きた時に役に立てるように勉強しに行くだけだ。
好きな人を守りたいって思うだろ、普通。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 544人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
diva(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！ええええ！ありがとうございます😍頑張ります！！ (2021年10月31日 23時) (
レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - divaさんのお話どれも読ませていただいてます！引き続き楽しみにしてます♡ (2021年10月31日 20時) (レス) @page47 id: fb6f2e594b (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - cQSjFl7qy9wcRxOさん» 御覧頂きありがとうございます！まだ辰砂2の続きがあるので3はパスワード式にして未公開にしてます！全て公開したら3も公開しますのでしばらくお待ちください✨ (2021年10月25日 23時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
diva(プロフ) - 鶴舞しゅんさん» 鶴舞しゅん様 まだ辰砂2のお話を公開しきっていないのでパスワード式にしてます！全てお話を公開したら全体公開にします！ (2021年10月25日 23時) (レス) id: d01a7fc2e7 (このIDを非表示/違反報告)
cQSjFl7qy9wcRxO(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます！続きが見たいのですが3のパスワードってなんですか？ (2021年10月25日 19時) (レス) @page44 id: bdaaf9b949 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：diva | 作成日時：2021年8月3日 16時
