私の好きな人は誰が好きな人？ (ページ6)

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例の卒業式ページ6

母｢起きなさい｣

A｢ん〜眠い…あと5分だk｣

母｢今日卒業式でしょ！早くしなさい！｣

A｢あ！そうだった！｣

私は母がいる1階へ駆け下り､朝食を済ませた

母｢もう…寝ぼけないでちょうだい｣

母の呆れた声を聞きながら髪を整えてもらう

A｢ごめん〜すっかり忘れてたの(笑)｣

母｢お母さんは心配よ……はいっ！出来たわよ｣

A｢ありがとう！服着替えてくる！｣

私はいつもより高級感のある服装を髪を崩さないよう慎重に着た

A｢行ってきまーす！｣

父･母｢行ってらっしやゃーい！｣

私はいつもの待ち合わせ場所にゆっくりと歩を進めた

A｢あれ？まだ夏輝来てないのかな？｣

私は周りを見渡してみるが見当たらない｡近くのベンチに座り待つことにした

…しばらくすると後ろから誰かに目隠しをされた

A｢もう！夏輝！私より遅いってどういうことよ！｣

私は後ろを振り返ってみたが,すぐに視点を戻した

私は後ろに立っている人物が幼馴染みだと思えなかった。

夏輝｢なんだよ俺を見るなりそっぽ向きやがって！｣

そう言って私の視点の真ん前に夏輝が来た

正直言って…カッコイイ…だからいつもの幼馴染みだとは思えなくって
緊張してしまった…そう…意識してしまったのだ｡私は赤くなっているであろう顔を見られたくなくて
手で顔を覆った

夏輝｢ん？どうした？｣

A｢ちょっと黙ってて顔見ないで…見たら殴るから｣

夏輝｢殴られたくはないけど見てみたい｣

ちょっとずついつもの雰囲気になったので落ち着いてきたのか
顔の火照りは無くなったので手で覆うのをやめて立ち上がり

A｢早く学校行こ…遅れたら大変｣

夏輝｢なんだよさっきまで動かなかったくせにw｣

A｢うるさいなぁ！私はマイペースなの！｣

夏輝｢マイペースがすぎるだろw｣

A｢ーっ！いいから早く行こ！｣

夏輝｢はいはいw｣

私たちはいつも通り会話して,いつも通り学校へついて,卒業式を終え…学年の皆と話せる時間で
皆で1つのLINEグループを作ることになった｡LINEグループを作ることになったのは夏輝だった｡
皆なぜか夏輝に作らせようとするし､夏輝も嫌がったりしなかったので驚いた

クラスの男子｢夏輝ぃ〜グループ名ちゃんとしろよ〜(＾ω＾)ﾆｺﾆｺ｣

と言ったので私は変なグループ名になるんだろうなとか思って待っていた｡