検索窓
今日:15 hit、昨日:4 hit、合計:827 hit

◯〈科em〉 ページ16

・・・・・・


 Aさんはアピールがすごい。


こちらがどんなにそっけなく返してもずっと一人で盛り上がってる。なんなんだ、あの人。


 でもたまには相手してあげないと離れてしまうかもしれないから、逆にこちらからAさんに猛アピールしてやる。


em「Aさん。」


 同じリビングのソファで雑誌を読んでいるAさんに声を掛ける。彼女は何?と聞く。

私は隣に密着するように座って彼女の目を見て


 「Aさんは今日も素敵ですね。」


 「大好き。愛してます。」


 「ずっと一緒にいましょう。」



 など言葉を選んだ。さて、彼女はどんな反応をするか。
いつもそっけない態度をする彼が、やっと……? など思うのでしょうか?



 ……なんてことは、なくて。


 Aさんは真顔で私の目をじっとみて、




 「言わないでしょ、そんなこと。」



  そう呟いて、きづいたら押し倒されていて、喉元にナイフを突き立てられていて、





 「このエーミールは、偽物だ。エーミールさんが、そんなこと言うハズ無い。」




 ナイフを大きく振りかぶって、視界が真っ暗になった。




・・・・・・

゛→←※夢絵※固定無いが存在有※画伯 〈科em〉



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:d!
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぐりんてぃ | 作成日時:2023年12月23日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。