恋の匂い

ルーティン ページ26

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A「シルクシルク」



「何？」



A「袖落ちてきたーまくって！泡ついちゃう」



「俺のパーカー着てるからじゃん」



A「いや、これはもう私のだよ」



「なんでだよｗ ほらよ」



A「ありがと これでお皿洗える」





なぜこんな会話をしているかというと

A酔っ払い事件からしばらくして

俺がまた飯作って。とお願いしてから

ランニング後買い物して俺の家であいつが風呂に入り

飯を作り、家に送る



というルーティンが出来たからだ




洗面台には俺のワックスの隣にあいつの化粧水

机にボディクリーム



んで今着ているあのパーカーは風呂上りの

あいつ専用のパーカーと化した







モトキ「ねえ、いつ結婚したの？

友人代表挨拶してないけど」



「なんの話だよｗ」



マサイ「もうお前らデキてんじゃんｗ」



「できてねぇよｗ」



ンダホ「でも好きでしょ」



「好き...？んー分かんねｗ

今恋愛とかしてる暇ねぇしな

まあいい奴なのは間違いないよ」




モトキ「またまた」



マサイ「言い訳すんなって」





メンバーがやたらとAとの関係をツッコんでくるけど

マジで何もない






ランニング仲間だし

飯作ってくれるし

一緒にいて楽だし







可愛いし...？





恋愛してる暇はないのは確かだよ、




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