検索窓
今日:12 hit、昨日:30 hit、合計:39,577 hit

授業15 ページ15

裏切り者。

それが久遠くんだった。

雷市くんが久遠くんの胸ぐらをつかみ怒るが止められ、12VS10人での試合になってしまう。

それに、千切くんが動かないため、12VS9人と言っても間違いではない。

チームZは無理ゲー状態であった。

「…なんて合理的な裏切りだ」

私はため息をついた。


赤髪の少年は過去を思い出していた。

昔の自分の栄光を。

足を失ったと思ってしまったときの苦しみを。

サッカーができなくなってしまうと聞いたときのなにかの消失感を。




俺が俺じゃなくなるのが怖い。

授業16→←授業14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
219人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 面白かったです!!これからも更新頑張ってください!! (7月27日 17時) (レス) @page36 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2023年2月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。