疑いの光【sky 星を紡ぐ子どもたち】

プロローグ ページ1

ここは、捨てられた地。




その中でも泥、瓦礫、闇の蟹ばかりの場所。




そう、強風に背中を押されてあの大きな穴の空いた雲に吸い込まれてすぐの場所だ。




捨てられた地の中で、唯一暗黒竜がいないところだってことは皆さんご存知だろう。




ただ、その日は異変が起こった。




廃れたところに一筋の美しい、強い光が降ったのだ。




ああーーー流れ星だ。可哀想にな、こんなところで生を受けるだなんて。




その流れ星は、思わず目を瞑ってしまうくらいの、異常に力強い光を放ちながら地面に落ちた。




そこに、星の子が2人。その2人の星の子は、流れ星ーーーいや、たった今生を受けた星の子のが落ちた方を、興味深そうに見つめた。









そんなプロローグから始まる、昔話。少し、覗いて行かない？

強い光と大きな闇→

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