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瞬間 / ともやん ページ11

* Nakamura said *


中村「 あ 」


「 え 」


中村「 前髪、切った 」


「 よく分かりましたね 」


ちょっとだけ短くなった彼女の前髪を
ぺちぺちと叩き、反応を伺ってみたけど
彼女は、無表情のまま
好意剥き出しの俺と無視が上手な彼女


中村「 Aちゃんのこと好きだからかなぁ 」


「 はいはい 」


中村「 なんで、流すの 」


「 流してません、ちゃんと答えました 」


中村「 かわいくないやつ 」


「 … べつに 」


けど、こういうときは無表情じゃなくなる
頬を膨らませて、そっぽを向いちゃうの
なんて分かりやすくて、単純なんだ
ああ、かわい


中村「 どうしたの 」


ニヤリと笑って、顔を覗きこむ


「 もう、うるさいです 」


みるみる顔が赤くなっていく彼女を
放っておけるほど、俺は耐久力がないから
彼女の頬っぺたに俺の冷たい両手をつけてやる


「 冷た、い 」


中村「 顔、赤すぎ 」


「 赤くないです、から 」


中村「 強がんなくていいから 」


「 強がってな、、 」


中村「 ごめん、我慢できなかった 」


そう言って、彼女の唇を優しく奪う
何度も何度も重ねていくと
彼女は呼吸をする暇もなくなる
ほら、苦しくなっていく
Aは俺のペースに巻き込まれていく


「 、、っ、友哉 」


中村「 ん 」


「 むり、っ、 」


中村「 ほら、おいで
  ベッド行こうか?A 」


こくり、と頷く彼女を確認し
俺は彼女をゆっくりと抱き上げた

今夜、このまま

彼女が好きだと言う瞬間
俺の目を見て、好きと言うから


「 っ、友哉、っ、すき、だいすき、 」


ほらね、言ったでしょ

運命 / ともやん→←あのとき / 千葉ちゃん



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(プロフ) - RiAさん» もう、何度も有難うございます (;_;) 本当に参考になります。作者自身、書いていて楽しいので、中編ありの続編という形でもいいのかなあ、なんて思ってます(笑)その言葉で、頑張ろうって思えます、ありがとうございます (;_;) (2019年2月26日 0時) (レス) id: 083290d600 (このIDを非表示/違反報告)
RiA(プロフ) - 何度もコメすいません(汗) 個人的には長編も見てみたいなぁ〜と思ってます。作者さんの文章の雰囲気が本当大好きなので……もし長編が難しそうなら、中編(って言うのかな)(1話で4、5ページぐらい)でもいいんじゃないかなって思います。何にせよ、楽しみに待ってます! (2019年2月24日 16時) (レス) id: 03fac5b4f8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ゆうこさん» 読んで頂き、ありがとうございます (;_;) 個人的に、元推しが千葉なので千葉の方が書きやすいんですよね (笑) これからも、楽しんでってください! (2019年2月21日 21時) (レス) id: 083290d600 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ(プロフ) - 千葉恋のやつなかなかないからとてもうれし。!ともやんのばっかりだからなんかいいんだけど最近この短編系のやつ飽きてたんだよ〜。ありがとう!! (2019年2月21日 19時) (レス) id: cff798b841 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - RiAさん» ありがとうございます!、大いに、参考にさせてもらいます!(笑) (2019年2月20日 20時) (レス) id: 083290d600 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年2月2日 18時

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