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#9 ページ10

零side


今日は、一日組織だった。

NOCを消すために、戦っていたのだった。
NOCは消され、ほとんどの幹部が傷を負った。



ジン「今日はここまでだ…。」

ベルモット「ここまでにして欲しいわ。」



ナイフ…銃。

あらゆる物が体を掠めていた。



「…っ…ぅ……」

風見に連絡しようと、手を伸ばした時だった。

コツッコツッと、ハイヒールの音が。


しまった…。一般人か?




『…ぁ…むろ…っ…さん?』



それは、遠山Aだった。

彼女は、僕を目の前にオロオロしているようだった。
それはそうだろう。


『どうしたんですか!!その怪我!!』

さてどうするか。
このまま彼女といれば彼女が疑われる可能性もある。

現に彼女の父親は大阪府警のトップ


透「…大丈夫ですから…っ…放っておいてください」

『ほ、放っておいて…って、そんなこと…出来ません!!
近くに私の家があります、そこまで一緒に行きましょう??歩けますか…?』



その目は、梓さんそっくりだった。

これは…1度言ったらそうそう意志を曲げないぞ…。


仕方がない…。

そう思い、頷いた。



.

.

.

.


彼女の家はかなり近かった。



『…血溜まりは……出来てない…よね?』


と、エレベーターの中で彼女はそう言った。


『…大丈夫ですか?安室さん。傷口。もうすぐ付きますからもう少しの辛抱です。』


チーンッという音が鳴り、彼女はまっすぐ歩いていく。



ピピッと、電子音が鳴るとドアが開いた。



『…っと……ひぃ…救急箱持ってくるのですみませんが上半身脱いでもらえますか…』


と、少しだけ顔を赤くして彼女は言った。

出会ったばかりの男だからな…。


透「わかりました」



辺りを見回すと、白と黒で統一されていた。

…何となく、雰囲気はそうだな。


彼女の後ろ姿を見てそう思った。



『ごめんなさい、安室さん。救急箱の場所あまり把握してなくて』


と、帰ってきた彼女は髪の毛を高い位置に結んでいた。




透「…いえ…。こちらこそすみません」



その姿に少しだけ、胸が揺らいだ。

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キャラメル(プロフ) - 17話、『Are you a handkerchief?』だと「あなたはハンカチですか?」という意味になっちゃいますよ笑「これはあなたのハンカチですか?」なら、『Is this your handkerchief?』だと思います。 (2020年5月26日 19時) (レス) id: b8ac5a9a04 (このIDを非表示/違反報告)
megusnana(プロフ) - 伊達さんは航ですよ (2020年5月23日 16時) (レス) id: e70fd21919 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - これってオチ誰になんるんですか? (2020年5月11日 13時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
Young - 世良ちゃんは真純ですよー!! (2020年5月4日 3時) (レス) id: 1bf9a5d2d3 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 22話最後の怖 (2020年3月29日 19時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいる | 作成日時:2020年3月22日 2時

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