和葉の姉は自由気ままな人。【名探偵コナン】

＃８ ページ9

あれから仕事の連絡も一切なく、楽しく休暇を過ごしていた。


ｶﾗﾝｺﾛﾝｯ


梓「あ！Aさん！おはようございます」

『おはようございます。あら、今日は安室さんいないんですね。』

梓「そうなんですよ。元々お休みで。」

『なるほど〜、梓さんも大変ですね。』

梓「そうですねぇ…。けどもう慣れたのでへっちゃらです！」


えっへん、と胸を張る梓さんはめちゃくちゃ可愛い。


ｶﾗﾝｺﾛﾝｯ

というベルの音が鳴った。



梓「あら、コナンくん！今日は蘭ちゃんや毛利さんはいないの？」

コナン「あとから来るよ。先に行けって！」

梓「なるほどね〜それじゃ、テーブル席にどうぞ！」

コナン「うん！ありがとう！」



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しばらくすると、蘭ちゃんと毛利さんが来た。
蘭ちゃんは私がいると知ると笑顔になった。

蘭「Aさん！」

可愛い…。

小五郎「Aさんだと！？よかったら一緒に食事しませんか？」

蘭「お、お父さん！？」

コナン「お願い蘭姉ちゃん！Aさんと仲良くなりたいなぁ…」

蘭「…え、えぇ…？？Aさん、大丈夫ですか？」

『えぇ、全然大丈夫！』





その後、コナンくん、蘭ちゃん、毛利さん、梓さんと連絡先を交換した。


小学一年生でもスマホ持ってるって…時代だなぁ。



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お買い物をした帰りの話だ。


『(いっぱい買えたなぁ〜♪コスメにネイルに洋服最高だわぁ)』

と、ルンルンで歩いてる時だった。


「…っ…ぅ……」




ピタッと足が止まった。

何この声。



声が聞こえる方へ恐る恐る近づく。


『…ぁ…むろ…っ…さん？』


そこには、あのポアロで働く安室さんの姿が。


何で？どうしてここに。

そんなことより…。


『どうしたんですか！！その怪我！！』

「…大丈夫ですから…っ…放っておいてください」

『ほ、放っておいて…って、そんなこと…出来ません！！
近くに私の家があります、そこまで一緒に行きましょう？？歩けますか…？』


そう言うと、安室さんは観念したかのように頷いた。

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