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#44 ページ46

『ハロ、今までありがとうね』


そう言えば、ハロは悲しい顔をした。

そう、ストーカー被害が終わった今、安室さんの家に泊まっている理由は無くなった。





透「それでは、行きましょうか。」

『はい。』



最後にもう一度「バイバイ」と手を振るとハロは元気よく返事をした。



.

.

.

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家の前まで送ってもらった。

その間も安室さんはおもしろい話をしてくれる。




『今回の件、本当に色々ありがとうございました。』

透「いえいえ。大切な常連さんですから。また何かあったら遠慮なく言ってください。」

『はい!本当にありがとうございました。』





安室さんはエレベーターに乗って行った。



ガチャッ



『ただいま』


久しぶりの我が家。






着信音がなった。




《もしもし?》

秀一〈俺だ。身体は大丈夫なのか?〉

《うん。全然大丈夫。

あ、そういえばね。信じてくれないかもだけど……》

秀一〈なんだ?〉

《…ぁ、いや。やっぱり直接話したいから今から行くね。》

秀一〈あぁ。〉





私は、髪型や化粧を整えて愛車に跨った。



『…久しぶりだなぁ』





.

.

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.

ピーンポーン


呼び鈴を鳴らせば、秀一は早く出てきた。


昴「早く入ってください。」

『ごめんごめん』


やっぱり、昴は慣れないなぁ。


秀一は変装を外して戻ってきた。




秀一「それで。話とは何だ?」

『私の意識がなかった時ある五人の人物が目の前にでてきたの。』

秀一「ホォー…。」

『一人は秀一がよく知ってる人。明美ちゃんだった。』


そう言えば、普段のポーカーフェイスが崩れ間抜けな顔になっている秀一がいた。




秀一「…そうか。」

『「全て、全てわかっていたの。あなたが後悔することは何も無いよ。」って。』

秀一「………」

『ねぇ。あともう一つ聞きたいことが。』

秀一「なんだ?」

『前にさ。スコッチは自 殺したって言ってたじゃない。』

秀一「あぁ。」

『…その人ってさ、ベビーフェイスで髭生やしてなかった?』

秀一「…あぁ。生やしていたが」

『…そう。ありがとう。
それじゃ、バイバイ!』

秀一「あ、あぁ。」







なるほど。

スコッチって景光くんの事だったんだね。

景光くんと降谷さんは幼馴染。だからこそ降谷さんは景光くんも守りたかった。

だけど、彼は自 殺してしまった。組織に自分の正体がバレないように。





『…なんて、悲しいの。』

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キャラメル(プロフ) - 17話、『Are you a handkerchief?』だと「あなたはハンカチですか?」という意味になっちゃいますよ笑「これはあなたのハンカチですか?」なら、『Is this your handkerchief?』だと思います。 (2020年5月26日 19時) (レス) id: b8ac5a9a04 (このIDを非表示/違反報告)
megusnana(プロフ) - 伊達さんは航ですよ (2020年5月23日 16時) (レス) id: e70fd21919 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - これってオチ誰になんるんですか? (2020年5月11日 13時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
Young - 世良ちゃんは真純ですよー!! (2020年5月4日 3時) (レス) id: 1bf9a5d2d3 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 22話最後の怖 (2020年3月29日 19時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいる | 作成日時:2020年3月22日 2時

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