#6 ページ7
ガチャッ
…ん?何。この匂い。
圭「トイレは玄関入ってすぐ右横だから」
大学時代の友人と宴会をしたらしく机の上は少し散らかっていた。
『手伝いますよ』
圭「ありがとう』
先から鼻をつくようなこの匂い…。
なんなの?
〈本日午後四時頃米花町五丁目の毛利探偵事務所のトイレの中で〉
蘭「嘘…。もうニュースになってる」
小五郎「みてーだな。」
《それでコ…君や……五郎さん…無事…のか?》
蘭「あ、ごめん。なんか声が途切れてて聞き取りづらいみたい」
「『!!』」
ピッ
蘭「え?」
透「もしかしたら…」
『…この部屋盗聴されてるわね。』
「「えぇ!?」」
……全く。あの人のせいでいらない知識が増えたわ。
圭さんは、下着類を片付けると言って部屋を出て行った。
小五郎「もう10分くらい経つが…圭さん戻って来ねぇな」
蘭「トイレかな?」
透「じゃとりあえず、我々は盗聴器を探し始めましょう。
申し訳ありませんがAさん、僕がさがす部屋の中央で携帯に入ってる何かの音楽をボリュームマックスで流してください」
…んーと。
な ん で 持 っ て る の ?
探偵さんはみんな持ってるの?
だけど、毛利さんは持ってないみたい…。
安室さんって…ほんとにただのアルバイター?
.
.
蘭「すごい…。もう3個目」
ガチャッ
『…うっ……』
匂いの原因はその部屋からか…。
透「この部屋にも盗聴器が仕掛けられてますね。」
透「盗聴器はベッドの下のようです!」
ベッドの下にあったスーツケース
それが臭いの元だった。
カコンッ
ガバッ
「『…きっ…きゃああああ!!!』」
…出てきたのは死体だった。
『…私、コナンくんと圭さん探してくる』
透「えぇ」
カタカタと、手の震えが止まらない。
玄関に行くと2人の靴がない。
死体が発見されるのを恐れて逃げた…?
コナンくんを人質に。
「…ん……さ……Aさん?」
『え、あ、はい。…あ、安室さん。』
透「大丈夫ですか?」
『…大丈夫です。ご遺体を見るのに慣れてなくて…』
透「…そうですか……」
背中を摩ってくれる安室さん。
961人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キャラメル(プロフ) - 17話、『Are you a handkerchief?』だと「あなたはハンカチですか?」という意味になっちゃいますよ笑「これはあなたのハンカチですか?」なら、『Is this your handkerchief?』だと思います。 (2020年5月26日 19時) (レス) id: b8ac5a9a04 (このIDを非表示/違反報告)
megusnana(プロフ) - 伊達さんは航ですよ (2020年5月23日 16時) (レス) id: e70fd21919 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - これってオチ誰になんるんですか? (2020年5月11日 13時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
Young - 世良ちゃんは真純ですよー!! (2020年5月4日 3時) (レス) id: 1bf9a5d2d3 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 22話最後の怖 (2020年3月29日 19時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あいる | 作成日時:2020年3月22日 2時