和葉の姉は自由気ままな人。【名探偵コナン】

＃１４ ページ15

私のその言葉に蘭ちゃんは顔を青くさせた

蘭「ひ、ひょっとして…解雇？」

『アハハ！違うよ。あ、そうそうTea timeにしない？』

園子「そうね！ガールズトークでもしましょ！」


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『ねぇ。真純ちゃん』

真純「どうしたんだ？」

『真純ちゃんって、兄弟いる？』


何気なく問いかけた。

すると、真純ちゃんは満面の笑みでこう答えた。

真純「あぁ！秀一っていう兄さんがいるよ」

『…赤井秀一のこと……？』


そう聞くと、真純ちゃんはわたしの顔をじっと見つめた。


真純「あ〜〜！！！！思い出した！！！Aさんって秀兄の彼女でしょ！」

『…えっ』

真純「秀兄から聞いてたよ。「すっごく綺麗な彼女が出来た」って」

『…そ、そうなの。』

真純「……でも、秀兄…死んだらしいんだ……」

『ぇ……』

真純「で、でも！僕は違うと思う。見たんだ！右頬に火傷を負った秀兄に似てる人を」

『それほんと？』

真純「あぁ！会ったら確認してみてよ。Aさんならきっと秀兄驚くから！」

『う、うん…』



.

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蘭「Aさん！紅茶どうぞ！」


その時だった。

ｺﾝｺﾝｯ


と、ノック音。


『はーい』


ドアを開けても誰もいない。
代わりに床に手紙が落ちていた。



『《おめでとう！あなたは共犯者に選ばれました》…って。』


紅茶を持ちながら7号車に移動する。

トランクも持ってね。




「え？」

そう言って入ってきたのはコナン君。



『あれ、コナンくん』

園子「レディの部屋に入る時はノックくらいしなさいよ！」

コナン「…ここって、7号車だよね？」

園子「はぁ？」

真純「ここは8号車！たった今僕が遊びに来たところさ」




そう言うと、コナンくんは出ていった。


『あはは、コナンくん騙されたね』



7号車に移動したのは「この部屋にいる被害者役の人と入れ替われ」という指示があったから。




ｶﾞﾁｬｯ


コナン「この部屋ってさー、本当の本当は7号車のB室だよね？」


すごい。

名探偵みたい。



真純「それより、初めましてだよな？君だろ？灰原って子」


そう言って、真純ちゃんは哀ちゃんに話しかけていた。


哀ちゃん…怯えている？

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