元旦那から恋愛相談されてます【入間銃兎】

お花見 ページ22

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公園に着くと他にも花見している人達が結構いた



辺りを見渡し銃兎を探す







『いた、場所とりありがとう
お疲れ…ってもう飲んでるし』




既に缶ビールがあいてて飲んでいる




「飲んでねーとやってらんねぇだろこれ」




そう言いながら缶ビールを煽っている





『ふふっ』




「何笑ってんだ」




『いや、だって…』






場所とりしてくれたのは有難いんだけどさレジャーシートの上に座る銃兎が何かシュールで面白い




『てか、何で兎柄なの
可愛いけどさ』



「うるせーよ、買いにいったら普通のなくて兎柄しかなかったんだよ」




『そんな事ある？…ふっ、面白い』





「笑ってんじゃねーよ、しょっぴくぞ」





そう言いながらこっちを睨んできた




何か初めて居酒屋に行ったときもこんなことあったけと思いながらレジャーシートに保冷バックを置く





『よし、缶ビール頂戴』




「花見ろよ」




『こっちは朝から飲むの我慢してきたんだがらはよ頂戴』





「…はい、どうぞ」





銃兎から缶ビールを貰った


プルタブを開けてプシュッと音をたててさっそく飲む



『いきかえったー…』






「どんだけ飲みたかったんだよ」





『朝から我慢してたしね
あっ乾杯忘れた、かんぱーい』




「アバウトすぎだろ」





二人で乾杯して缶ビールを飲む









「この菜の花うまい」





『昨日の余り物のだけどそれ美味しいよね』





二人で桜を見ながらお弁当食べたりお酒飲んだり楽しいけど辺りを見渡すと大人数で花見してる人達が何人もいた




大人数も盛り上がって楽しいよねと思いながらふと左馬刻さんと理鶯さんの顔が浮かんだ





『ねぇ、銃兎
左馬刻さんとか理鶯さんとか誘わなくて良かったの？』




仲間なわけだしそっちの方が銃兎的には楽しいのかなと思い聞いただけなんだけど…




「ごほっ、ごほっ…は？」




左馬刻さん達の名前を出した瞬間変な気管にビールが入ったらしくすごい噎せてる





『ちょっ大丈夫？』




「何でAが理鶯と左馬刻の事知ってんだよ」





『こないだ3人で飲んだから、楽しかったよ』






そう言うとまた変な気管に入ったらしくしばらく銃兎は噎せていた






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