【このすば】*この前髪ヴァンパイアに血液を！*

ネタ商品 ページ6

※スピンオフの方のネタ(？)入ります


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Aside


『この店、本当に大丈夫なのだろうか…』

ポツンと呟く。

ウィズ君が少し用事があると外出し、バニル君も結構儲かっていると言う占いの方に出掛けてしまい、店で1人の私。

する事もなく店の道具を眺めていればどれも変わったものばかりで…


『ん…これは、カエル殺し！まさかこの様な物が残っているとは…』

と、バネ仕掛けのおもちゃを手に取る。


これは、ジャイアントトードを退治するための道具で王都の魔道具店でネタ商品として扱われていたのを覚えている。


『おぉ！こっちは…

アクア「ごめんくださーい！」

次から次に見つかる面白懐かしい商品で思い出に浸かっていれば、今日初めてとなるお客さんが来たようだ。


　『はーい！いらっしゃいませ！…あ』


ダクネス「や、やぁ」


めぐみん「お久しぶりです」


アクア「大丈夫？元気にしてた？」

と、入ってきたのは私の命を救ってくれたパーティーの面々。


　『あ、あぁ…おかげさまで』


アクア「そう！なら、良かったわ！」

嬉しそうに笑うプリースト。


　『その…プリーストの娘よ』


アクア「アクアよ！アクアって、呼んで！」


　『ん…では、アクア君。何故、君は私に優しいのだ…？』


ダクネス「っま、まさかっ…！」


　『あ、待って。別に、厳しくして欲しいと言うわけではないぞ？』

クルセイダーが目を輝かせたので慌てて注をいれる。

　『君もプリーストなら、神に背いた私を許せないのではないか？』


アクア「そんな事言うのは、胸の膨らみが固いエリスが御神体のエリス教徒くらいよ！」

私は、貴女を許すわ！だって、貴女は何になっても私の可愛い信者ですもの！


　『わ、私の？』


めぐみん「あぁ、気にしないで下さい。痛い子なんです」


アクア「ちょっ！本物なんですけど！！なんで信じてくれないのよー！！」

うわぁぁぁんと、泣き付いてくるアクア君。


　『ま、まぁまぁ…って、い、痛っ』

アクア君の涙に触れた所がピリピリと痛む。


ガチャリ


カズマ「お、お前ら！俺を、置いて、行くなっ！！」

と、突然ゼェゼェと息を切らし入って来たのはこのパーティーのリーダー、カズマ君だった。


めぐみん「カズマ、何してたんです？遅いですよ！」


ダクネス「そうだぞ。誰がアクアを止めるんだ」


　『カ、カズマ君。アクア君の涙が痛いのだが…』



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