5話 色々と ページ6
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審神者side
「いやー、金ちゃんが馴染めて良かった」
と、みんなに囲まれて楽しそうな金ちゃんを見て頬が緩む。
燭台切「そうだね。でも彼、色々とあるから…」
と、少し心配そうな切ちゃん。
「色々って？」
燭台切「ほら彼、実戦刀じゃないでしょ？春日大社暮らしでずっと蔵の中に居たから」
「それってヤバい？」
燭台切「結構ヤバイんじゃないかな？特に出陣とか…」
心配そうに金ちゃんを見詰める切ちゃん。
「た、戦い方が分からないとか…？」
燭台切「剣の抜き方も知らないかも…」
『刀身が抜けなかったりして…』
「いやー、剣の抜き方は兎も角、刀身は…って、金ちゃん？！」
いつの間にか隣にいる金ちゃん。
ゴロゴロと喉を鳴らしている。
『ふふ…安心せい。刀身も剣も抜ける。それに実戦経験はないが、有名な流派の構えならいくつか知っておる。無闇矢鱈に振り回すことはしない』
まぁ、不安だろう。このままずっと蔵暮らしでも良い。雑務は一通りこなせるつもりだ。我輩が邪魔になるのなら、解刀して貰っても構わんしな。
と、耳を垂らして笑う金ちゃん。
「それは無いよ、金ちゃん」
『…主様？』
「私はね、どんな刀剣でも絶対解刀しない。来てくれた子には皆に愛情を注ぐ。皆それぞれ、抱えてるけど全員に幸せになって欲しいんだ。だから、金ちゃんも。ね？」
『よ、良いのか…我輩、装飾だけで…がっかりしない？』
うるうると涙を溜める金ちゃん。
猫耳男子の涙目最高かよ…
「しない。金ちゃんの服も素敵だけど、私は金ちゃん自身を見るよ。それに、仕方ないよ。金ちゃんは実戦刀じゃ無かったんだし」
『…我輩を、調べてくれたのか…？』
「勿論！金ちゃん、寂しかったんじゃない？打たれてすぐ、神社の蔵に収められて…いくら金ちゃんがそのための刀でもやっぱり仕舞われるのには長過ぎる。しかも、最近まで純金だって事に気付かれず、本当の価値も見出してもらえなかった。でしょ？」
『主、様…我輩を…我輩をちゃんと見てくれてありがとう…』
涙を落とす金ちゃん。
「ほらほら、泣かないで？他の刀剣達が…
「「にひっ…」」
悪い笑顔でカメラ構えてるから…」
乱「やっぱり、男の子の泣き顔可愛い〜！」
にっかり「ふふっ…とてもイイね、その表情」
加州「あー、でたでた。主の刀剣泣かせ」
皆の言葉に金ちゃんが照れくさそうに俯く中、宴会は無事終了したのだった。
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ミルキークイーン(プロフ) - 白黒。さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、本当嬉しいです！！金ちゃんのギャグ日常はもう少し続く予定ですので、楽しんで頂けたら幸いです^^*← (2017年12月28日 12時) (
レス) id: ed76086949 (このIDを非表示/違反報告)
白黒。 - 金ちゃん、ちょー可愛いです！これからも頑張ってください (2017年12月28日 10時) (レス) id: 072f698175 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 久遠さん» あっ、間違ってる…教えていただきありがとうございます！！直させて頂きます！これからも誤字脱字多々あると思いますがまた目につく間違いがあれば教えて頂けると嬉しいです！笑 ありがとうございます笑最近の昼ドラ低刺激で…もっと過激でもいいんですけどねぇ← (2017年10月9日 12時) (レス) id: e7a27ec435 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - ×:said ○:side 昼ドラに笑いました() (2017年10月8日 22時) (レス) id: 193e3c63af (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 葉月イズナさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて、本っ当に嬉しいです(´∀`)この本丸ではお爺ちゃん達が大分赤ちゃん帰りしてます笑暖かく見守ってあげてください← 最近更新が中々出来ていませんが、頑張りますのでこれからも宜しくお願いします！ (2017年10月7日 1時) (レス) id: c63d0e58b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキークイーン | 作者ホームページ：
作成日時：2017年7月28日 5時
