16話 癖 ページ18
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金地螺鈿side
ぴちゃん
額に何か落ちる感覚がする。
『んぅ…』
それに誘われ目を開けると、一期一振君の姿が見えた。
一期一振「あ…金地螺鈿殿。おはようございます。ご気分は如何ですか？」
『あぁ…一期一振君。ありがとう。大分、良い感じだ』
ゆっくりと身体を起こす。
一期一振「五虎退を守って頂きありがとうございました。おかげで、五虎退も怖くなかったと申しておりました」
『いいや…我輩は礼を言われるような立場ではないのだ。すまなかった、一期一振君』
正座し、深々と頭を下げる。
『我輩が、大人気もなく屋根裏に隠れたり逃げたりしたから起こった事故だ。それ故、五虎退君を閉じ込めてしまった。本当に申し訳ない』
秋田「ち、違います！ぼ、僕が物置を閉めちゃったから…」
声が聞こえた方を見ると襖を開け、両目一杯に涙を溜めた秋田君がいた。
『そのような事はないよ、秋田君。我輩達は、見つからなかっただろう？誰も居ないと思って閉めた、正しい行動じゃないか。秋田君にはなんにも罪はない。だから自分を責めるな』
秋田君の方へと移動し、目を合わせて会話する。
秋田「で、でも…」
『ならば、これはどうだ？これから、我輩と沢山遊んで我輩の癖を覚えてくれ。そうすれば、必ず見つける事が出来るだろう？』
秋田「き、金地螺鈿さん…あり、がとうご…ざいます…また…僕達と、遊んで、ください…」
ポロポロと笑いながら涙を流す秋田君。
『あぁ、是非遊ぼう。すまないが、秋田君。我輩、腹が減った。厨房に行って何かないか見てきてくれないか？』
秋田「は、はい！さっき、燭台切さんと歌仙さんが金地螺鈿さんのご飯を残してたので、温めて持ってきますね！！」
『あぁ、ありがとう』
と、駆けて行く秋田くんの背中を見送る。
一期一振「…金地螺鈿殿」
『…は、はい』
いよいよ、我輩もご覚悟か…そう思い恐る恐る振り向くと…
一期一振「金地螺鈿殿。貴方には、感謝してもしきれませぬ。本当にありがとうございます」
一期一振君が頭を下げていた。
『い、いやいやいや！なんで、一期一振君が頭を下げているのだ？！や、辞めないか！顔を上げ…
一期一振「私は落ち込んでいる秋田に何も言えませんでした…」
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ミルキークイーン(プロフ) - 白黒。さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、本当嬉しいです！！金ちゃんのギャグ日常はもう少し続く予定ですので、楽しんで頂けたら幸いです^^*← (2017年12月28日 12時) (
レス) id: ed76086949 (このIDを非表示/違反報告)
白黒。 - 金ちゃん、ちょー可愛いです！これからも頑張ってください (2017年12月28日 10時) (レス) id: 072f698175 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 久遠さん» あっ、間違ってる…教えていただきありがとうございます！！直させて頂きます！これからも誤字脱字多々あると思いますがまた目につく間違いがあれば教えて頂けると嬉しいです！笑 ありがとうございます笑最近の昼ドラ低刺激で…もっと過激でもいいんですけどねぇ← (2017年10月9日 12時) (レス) id: e7a27ec435 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - ×:said ○:side 昼ドラに笑いました() (2017年10月8日 22時) (レス) id: 193e3c63af (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 葉月イズナさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて、本っ当に嬉しいです(´∀`)この本丸ではお爺ちゃん達が大分赤ちゃん帰りしてます笑暖かく見守ってあげてください← 最近更新が中々出来ていませんが、頑張りますのでこれからも宜しくお願いします！ (2017年10月7日 1時) (レス) id: c63d0e58b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキークイーン | 作者ホームページ：
作成日時：2017年7月28日 5時
