10話 鬼ごっこ ページ11
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金地螺鈿side
乱「僕が鬼、か…じゃあ、10秒数えるから皆逃げてね！」
1、2…と、乱君が数え始める。
昼寝から覚め、五虎退君と本丸を散策していると短刀君達に捕まり、絶賛鬼ごっこ中である。
『これって、馬使っていいんだよな？』
今剣「なにいってるんですか！もちろん、だめですよ！！」
ほら、はやくにげますよ！こっちです！
と、手招きしてくれる今剣君。
こ、この時点で機動差が辛いのだが…
乱「…9、10！っと、じゃあ皆、行くね！」
と、走り出す乱君。
皆と言いながら、迷わず此方に来ている気がする…
『これは…新人いじめか？！』
チラリと後ろを見やれば、案の定ニコニコ顔で近づいてくる乱君。
乱「やだなぁ、いじめなんて。金さんと仲良くなりたいだけだよ！」
『な、ならば逃がしてくれると嬉しいなー』
ま、まずい…このままでは、我輩のエンドレス鬼Timeになってしまう。
我輩の体力は無に等しい。拷問だ…
乱「それは…無理なお願いかな？」
『…ですよねー』
…一か八か、我輩はあの手を使うことにした。
乱「…ふふ、行き止まりだね！」
『そうだな……だが…』
足を思いっきり踏み込み、屋根に向かって跳躍する。
乱「ちょっ、金さん？！」
『っ…届けっ！』
ガシャン！
足元から凄い音が響く。
『………せ、成功したどー！』
思わずガッツポーズをあげる。
いやはや、我輩の足筋も舐めたものではないな。
乱「なっ…い、いきなり屋根へ飛ぶなんて…反則だよー！！」
『ふんっ！乱君たちとの機動差を考えればこれ位しても良いだろう？…ほら、ほかの子を捕まえに行くといい』
しっしっと手で追い払う。
乱「もー！金さんが鬼の方が絶対楽しいと思ったのに！」
ぷんすか怒りながら去っていく乱君。
『お、恐ろしい子だ…』
そう身体を震わせた。
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ミルキークイーン(プロフ) - 白黒。さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて、本当嬉しいです！！金ちゃんのギャグ日常はもう少し続く予定ですので、楽しんで頂けたら幸いです^^*← (2017年12月28日 12時) (
レス) id: ed76086949 (このIDを非表示/違反報告)
白黒。 - 金ちゃん、ちょー可愛いです！これからも頑張ってください (2017年12月28日 10時) (レス) id: 072f698175 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 久遠さん» あっ、間違ってる…教えていただきありがとうございます！！直させて頂きます！これからも誤字脱字多々あると思いますがまた目につく間違いがあれば教えて頂けると嬉しいです！笑 ありがとうございます笑最近の昼ドラ低刺激で…もっと過激でもいいんですけどねぇ← (2017年10月9日 12時) (レス) id: e7a27ec435 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - ×:said ○:side 昼ドラに笑いました() (2017年10月8日 22時) (レス) id: 193e3c63af (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 葉月イズナさん» コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて、本っ当に嬉しいです(´∀`)この本丸ではお爺ちゃん達が大分赤ちゃん帰りしてます笑暖かく見守ってあげてください← 最近更新が中々出来ていませんが、頑張りますのでこれからも宜しくお願いします！ (2017年10月7日 1時) (レス) id: c63d0e58b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルキークイーン | 作者ホームページ：
作成日時：2017年7月28日 5時
