3話目 ページ5
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キルアside
殺伐とした感じもなく、たど義務でいるようにまで見える目の前の彼女。
まさか、親父達が昔殺して全滅させた一家だったとは。
貴方「じゃあ、始まるまで端で寝てるから。」
そう言いながら去っていく。
隠し子……地下牢………
家庭での扱いなどは人それぞれだ。
うちにも1人ほぼ軟禁状態の妹がいる。
違和感は生き残ってる事だ。
あの親父が一家全滅の依頼で生き残りを残すだろうか
いや、残らない。
何かしら理由がある。
って言っても、家出をしてきた身分だけど。
数十分、下手すりゃ1時間ぐらい経った頃
キルア「喉乾いたな。」
あ、居た。
キルア「トンパさーん！さっきのジュースもっとくれる？」
トンパ「え？あ、ああいいぜ。」
キルア「キンチョーしてるのかな〜ノド乾いちゃって。」
冷や汗をかきながら困惑した目で見つめられる
その目の前でごくごくジュースを飲み干した。
キルア「…心配？」
トンパ「え！？」
キルア「俺なら平気だよ、訓練してるから。毒じゃ死なない。」
なんていったっていつも毒を入れられてたからな。
《ジリジリジリジリジリ》
大きな音で流れる。
前の方には髭の生えた男。
サトツ「ただ今をもって受付時間を終了いたします。」
1度会釈をした後
サトツ「では、これよりハンター試験を開始致します。」
俺たちに背を向け、歩き出す。
サトツ「こちらへどうぞ。」
周りの人間もそれにゾロゾロついて行く
サトツ「さて、一応確認致しますが。ハンター試験は大変厳しいものもあり運が悪かったり、実力が乏しかったりすると怪我したり、死んだりします。」
カッカッ
特徴的な足音を警戒に鳴らす。
サトツ「先程のように受験生同士の争いで再起不能になる場合も多々ございます。それでも構わない………という方のみついて来て下さい。」
進み出した足を止めるヤツは誰もおらず引き返したやつも居ない。
ここにいる覚悟が見えるけど、そんな顔して挑むやつか？これ。
走るのもだるいしスケボー乗るか。
スタッと持ってたスケボーを地面に擦り付ける
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作者名：日和 | 作成日時：2023年12月14日 15時
