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1話目 ページ3
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貴方「ステーキ定食を1つください。」
ピクっと頬を揺らし、こちらに視線を持ってくる。
「…焼き方は？」
貴方「弱火でじっくり。」
「あいよー。」
「お客さん、奥の部屋どうぞー！」
にこっと笑い、奥の部屋へ案内される。
中に入ると大きいテーブルが1つ。
扉が閉まってしばらくすると、ガタンお大きい音と共に部屋が揺れる。情報では、1万人に1人たどり着く。その1人に今なれた。
まあ、目当てはハンター証なんだけど。
下へ向かってるのか重力が微かに軽い。
椅子に座って待っていると、チンッと音と少しの重力を感じた。
エレベーターの扉が開くとそこにはたくさんの人々。
薄暗いトンネルらしき所に着いた。
ビーンズ「お姉さん、どうぞ！こちら、番号札になります。」
貴方「ありがとうございます……。」
白いプレートに書かれていたのは100番。
キリがいいな。
トンパ「こんにちは！お嬢ちゃん、新顔だね。」
貴方「！わかるの？そう、初めてなの。」
トンパ「まーね！なにしろ、10歳から通ってるから、35回目もテスト受けてる。まあ、ベテランって訳よ」
……
威張れないよなあ……
トンパ「俺はトンパ！！お嬢ちゃんは？」
貴方「私は、A。A=アリア。よろしく。」
トンパ「ああ！おっと、忘れてた、お近付きのしるしだ！」
そう言いながらカバンから取り出したのは、缶のジュース。
貴方「ありがとう……。」
トンパ「じゃあまたな！」
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作者名：日和 | 作成日時：2023年12月14日 15時
