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社食と部長 ページ10
和田「ねえねえ、合コンの日にちなんだけど…」
A「ごめん。行けそうにない。」
和田「えぇ！？何で！？」
A「色々あって…」
口外禁止だから説明は出来ない。
会社の偉い人には連絡がいってるみたいだけど。
和田「も〜！Aはほんっと消極的なんだから！」
逆だと思う。
和田ちゃんはとても積極的な人。
羨ましいと思うことも多々ある。
私がもしも和田ちゃんくらい積極的な人だったら、かっちゃんに関係を迫ることも可能だったかもしれない。
いつも通り業務をこなし、あっという間にお昼休みへ。
外へのランチは控えるよう言われてるから、しつこく誘ってくる和田ちゃんを振り切って社食へ。
A「A定食を1つください、」
日替わりメニューの定食を注文した。
たまには社食もいいかも。
生姜焼きの美味しそうな匂いに包まれる。
空いている席に座った瞬間、目の前に人影が。
安田「よっ」
A「安田部長！」
あまり会話をしたことのない人事部の部長が目の前に。
安田「元気ないじゃん。何かあった？」
A「いえ、特には…」
安田「ふーん。」
A「部長は…お1人ですか？」
安田「そうだよ。Aさんに相席してもらおうと思ってさ。」
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作者名：チーズおかき | 作成日時：2020年12月17日 5時
