ヒーローと私。【ヒロアカ】 (ページ4)

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同期と興味ページ4

A「おはようございまーす。」

和田「ちょっと！！A！！来て！！」

出社するなり同期の和田ちゃんがすごい剣幕で近付いてくる。

A「な、何？」

腕を引かれて廊下の隅に追いやられる。

和田「いい？これ誰にも言っちゃだめだよ？」

A「うん。」

和田ちゃんは深呼吸をして、私の腕を掴む力を強める。

和田「ヒーローと合コンできるかもなの！！！」

A「…あ、そうなんだ。」

和田「反応うっす！？！？」

A「だって…別に興味無いもん。」

和田「何で！？かっこいいじゃん！！」

A「かっこいいけどさ…」

和田「ねえ行こうよ！私Aのこと絶対誘おうと思って1人分枠空けてるんだから！！」

A「私は行かないよ」

和田「も～！何で？Aどのくらい彼氏いないっけ？」

A「別に欲しくないし。」

和田「何で何で？行こうよ！ねえ！ヒーローだよ！？」

A「う～ん…」

ヒーローに対して憧れも感謝も敬意も抱いてる。

だけど、

私が本当に好きなヒーローはかっちゃんだけ。

かっちゃんにしか興味がない。

和田「ねえ！お願い！Aの幸せが見たい！」

A「…二次会とかは行かないからね」

和田「よっしゃあ！！そうと決まれば日にち決めよーっと！」

和田ちゃんの押しに負けてしまった。

適当に喋って飲み食いすればその場は凌げるでしょ。