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海「A!こんなに沢山種類あるよ!

どれにする?」

『私は…これ!』

「あ〜、それね、俺が悩んだやつだ!

じゃあ、俺は悩んでいたもう1個の方にする!」

『はよ買お♪』

『うん♪』


私は塩キャラメルバター。

海人はクリームチョコバナナを頼んだ。

会話して気になった言葉「悩んでいたもう1個」。

楽しんでいるから聞くことが出来なかった。


「うんま〜(ヨダレ」

『うん、美味しいね!』

「ねー、ちょっと貰うね!」

『あ…』

「うんま〜♪」


海人は、私が食べたクレープを1口食べた。

とても美味しそうな顔をする海人。

だが、私は少し拒んだが間に合わなかった。

理由は、廉と付き合っているからだ。

この事は、キンプリマネージャーとジャニーさん、親しか知らない。


「あのさ、A。

そんな思い詰めた顔しちゃダメだよ?」

『えっ』

「進路の話をしてからずっと怖い顔してたよ?」

『だよね〜(笑)

自分でも分かってる。人生1度っきりだから、後悔しないようにって思って…』

「それで、Aが潰れるのは嫌だから!

だから、ずっと考えるのやめな?」

『うん、ありがとう』

「あ、やばっ!もうこんな時間!

1人で帰れる?(笑」

『阿呆!帰れるわ、子どもじゃあるまいし(笑』

「いつものAだ。

帰る時は進路の事を考えるなよ!」

『分かったって(笑)

仕事頑張ってね、それじゃ、バイバイ!』

「ありがとう、バイバイ!気を付けてね」


海人は仕事へ向かい、私は家に帰った。

帰りの電車、進路の事を考えてしまいそうになったが、海人の言葉がフラッシュバックする。

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作者名:輝星 | 作成日時:2019年2月6日 12時

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