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19日目 ページ23

それからロケット団残党達はジュンサーさん達に連れていかれたがサカキはいつのまにか忽然と姿を消してしまっていた
一方、ワタルさんはリーグで今回の件の処理をしなければいけないらしく一足先にカイリューに乗り帰ってしまった
そして残された私達3人はと言うと事件が解決して気が抜けたのかドッと疲れが押し寄せ仕方なく近くのポケモンセンターで宿を取ることにした
はずだったのに

(なんでこうなった…?!)

・・・・

数十分前
ポケモンセンターに着いたまでは良かったのだがグリーンに電話がかかってきて、グリーンも処理に駆り出されてしまった
そうして2人分の部屋を取ろうとしたが生憎1人部屋1つしか空いていなかった
そこで私は野宿をしようと思った
しかしレッドが爆弾発言を落としたのだ

「なら、そこ2人で使います」
「えっ」

・・・・

そして現在
1人用ベッドを2人で使っているこの状況
しかも後ろから抱えられる様にしてレッドに抱きつかれている

(まずい、非常にまずい)

どうにか拘束から抜け出そうとするが余計にギュッと抱きしめられてしまう
身長差からか私の首後ろにちょうど寝息がかかりそれが余計にレッドを近くに感じ眠れない

(そうだ、メリープを数えよう。メリープが1匹、メリープが2匹…)

すると

「…A……」
「っ!!」

低くそれでいて甘く私の名前を呟くレッド
それを自分の耳でダイレクトに聞いてしまい頰が暑くなるのを感じながら私は必死に寝ようとするのだった

(…寝れる訳がないっ!)

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設定タグ:ポケモン , pixivレッド , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:よもぎ | 作成日時:2017年9月17日 19時

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