朝日奈君２ ページ12
二人の間に少しの沈黙が流れる。
その沈黙に耐えられなかったのか朝日奈君から、話題を振って来てくれた。
「ねぇ、あの本に挟んでたメッセージカード見た……？」
ココロの中で(見た見た！！)と叫ぶがやはり恥ずかしく私はうなずく事しか出来なかった。
その様子を見た朝日奈君は、
「あの本どうだった？面白かった？」
と、質問を重ねる。
「う、うん。面白かったよ。」
そう私が答えると、朝日奈君は
「僕も今度、読んでみてもいいかな？」
と、上目づかいで聞いてくる。
こういう仕草に世の中の女性はキュンキュンするのか、と感心する。
まぁ、あの本を紹介されたときから(これ、朝日奈君好きそうだな)と思っていたんだけど……。
最初は美由紀さんに紹介されたから読んでいたけど、文章を読み進めていくうちに私自身があの本の虜になってしまっていた。
「うん、朝日奈君は結構小説とか読む方なの？」
そう聞くと、朝日奈君は少し考える素振りを見せた後
「小説はあんまり読まないよ。僕、小説よりは映画を見ることの方が多いかな〜」
と、笑顔で言った。
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一応歌い手の、みにまーむ(プロフ) - あと、名前変換にするなら、ニックネームの欄も作った方が良いと思います。 (2018年3月25日 15時) (
レス) id: 69f1870dfa (このIDを非表示/違反報告)
一応歌い手の、みにまーむ(プロフ) - 名前変換できていませんよ？ (2018年3月25日 15時) (レス) id: 69f1870dfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フクジュソウ | 作成日時：2017年5月13日 13時
