【刀剣乱舞】泰然自若にマイノリティ【ブラック本丸】 (ページ6)

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手強い。ページ6

「んー……」

一夜明け、あたしは布団から抜け出せないでいる。

全く、この布団はなんて気持ちいいんだ。

政府のバカ野郎(理不尽)

「し、失礼しま……ちょ！だらしないですよ」

長谷部が入ってきた。

「ねむい。だめ、お布団が悪い。あたし悪くない」

ふかふかで気持ち良い。悪魔的だい。

「朝食の時間ですよ！」

……………………

「おはよう長谷部！良い天気だねぇ」

「えっ、あ、はい……？」

「朝ごはん何？」

長谷部、困惑。

色気より食い気の女、初めてなのかな。

「あはは、あたしみたいな女、初めて？」

聞くと、即首肯された。ちょっと悲しき。

「あたしさぁ、よく人とずれてるって言われるんだよね。

それが根拠になるかはわかんないけど、多分今までの人とは

違うはずだからさ、あんまり警戒しなくていいよ」

一緒に住んでる以上、仲良くしたい。

つーか自由に歩けない家なんて家じゃない。

あたしはフリーダムなのが好きなの。

「……申し訳、ございません」

長谷部は辛そうに顔を歪めたかと思うと、一礼してから

素早く出ていった。

んーむ。

あたしじゃ想像もつかない程、辛かったのかな。

「……着替えよ」

タン、タン、と階段を降りる。

すると、ちょうど上ろうとして来た人影にぶつかりそうになる。

「う、わぁっ！？」

否、ぶつかった。