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あたしの考え方では ページ23

「……アンタは、何なんだ?」

新撰組さんが怪訝に眉を寄せる。

何なんだって言われても。困るんば。

「俺は、アンタに斬り掛かったんだぞ?殺しかけたんだぞ?

なのになんで、そうやって笑ってられるんだ」

んー。簡単だと思うけどなぁ。

「だって今生きてるじゃん」

「!」

「確かにさっきは恐かったけどさ、今無事だし?

終わり良ければ全て良しってね!」

人を恨んでも良いことないからね。あ、人じゃないけど。

「って言うか長谷部、下ろしてよ」

「あ、申し訳ございません、主」

やっと長谷部の背中から降りる。重くなかったかな。

「……俺は、和泉守兼定。かっこよくて強い。最近流行りの刀だ。

国広……堀川国広が、俺の相棒だ」

アンタも大好きな土方さんの刀なんだぜ。

自慢気な和泉守さんは、あたしに手を出した。

「あー……さっきは悪かった。宜しくな、主」

あたしも握り返す。

「うん、宜しく!!」

良かった、仲良く出来そうで。

「……しっかしアンタ、まだ若ぇな?元服したてぐらいか」

「んーまぁそんなとこかな?15だし」

「そんな……何で審神者なんかやってんだよ?」

心底驚いたような彼に、不満を漏らす。

「そうなんだよ!あたしもワケわかんないけど、

親が勝手に政府に了承してさぁ!いみわかんなっ」

いきなり。

本当にいきなりだった。

ちょっと短めの刀が飛んできて、

それを和泉守さんが受け止めたのは。

「……流石は土方さんの愛刀。そして……

僕の、相棒」

「……国広」

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設定タグ:刀剣乱舞 , ブラック本丸   
作品ジャンル:アニメ
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星波@元烏丸(プロフ) - あゆみさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2017年10月7日 10時) (レス) id: 7ccdd29a58 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 続きめっっっっっちゃ気になります!!更新頑張って下さいm(__)m (2017年10月6日 22時) (携帯から) (レス) id: ee33ca8933 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:烏丸 | 作成日時:2017年4月3日 20時

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